頭が良くて、地頭も良いの淵源って?
「頭の良い子」よりも、「地頭の良い子」に成長して欲しい。
そう願う親は少なくないと思いますが
本当のところ、我が子には「頭が良くて、地頭も良い子」に成長して欲しいと思うのではないでしょうか。
『下町ロケット』で財前道夫を演じられた吉川晃司さんに、白髪はカッコいいぞと「勇気」を与えていただき、15年間続けた週2の白髪染めをやめたアラカン先生の〝まなびラボ〟スギモトです。
さて、
「頭が良くて、地頭も良い子」の特徴は、年齢の割に語彙力が高く、言葉でのコミュニケーションもスムーズです。話す力、聞く力の両方を持っていて、友達も多く、その年齢層も広い傾向がみられます。加えて、何かを成し遂げようとするとき、最後まであきらめずにがんばれる傾向があり、たとえ途中で失敗したとしても、次にどうするかを考えるため、最後までやりきることができます。もちろん、学力も高いです。
つまり
言語処理能力と論理的思考力が高いわけです。言い換えると、幼児期に語彙力を伸ばし、考える機会が豊富な環境で育つと、「頭が良くて、地頭も良い子」になります。
一生の宝となる〝幼児期の接し方〟
どんな子どもでも、知的好奇心が旺盛です。「なぜ?」「どうして?」と、時間と場所を選ばずにたくさんの質問をしてきます。
これに対してすぐに答えを与えるのは良い接し方とはいえません。
面倒くさいなと思わずに、日常のなかで「それはどういうことかな?」と考えさせるような質問をしてあげて下さい。
もしも、質問の内容が難しいときは、ヒントになる選択肢を2つほど提示して「どっちがいい?」と聞いてみると、意外にも子ども自身が自分の考えを伝えてくれます。
これが「頭が良くて、地頭も良い子」の淵源になります。
お恥ずかしい思い出
息子が5才になるかならないかの頃、電車に乗ってスタンプラリーをしていたある日曜日のこと。
息子の隣には、初老のマダムがお座りになっておりました。
私はつり革につかまりながら息子の正面に立ち、カバンから本を出して読む息子を見つつ、車窓を眺めていました。
すると突然、
「ねぇ、コンドームってなに?」と息子の声。
「えっ!?(コ、コン…。)」
心臓バグバグ、汗ドバッ。(私)
真っ直ぐな目キラキラ。(息子)
笑いをこらえてワクワク眼。(マダム)
「コ…、コン…、コンド…、教えてあげるから…。(汗)」
あの時は、こうするしかなかったんだよぉ~。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。
勝負事で
勝ち過ぎは、友達をなくします。
敗け過ぎは、自分を見失ってしまいます。
書き過ぎもまた、お読みいただく方々に失礼です…。
〝まなびラボ〟のスギモトでした。
みらい学習教室
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