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経済に関する用語

株を売り買いするにあたって、今の経済の状況を知っておくことって大事ですよね?
経済状況を把握するためにテレビでニュースを見たり、ネットなどで記事を読んだりと方法は様々だとは思いますが、そんな中、円安ドル高、インフレ、デフレ、、、、このような用語や状態など学校で習ったことがあるけどみなさんは理解できていますか?

私は、恥ずかしながらチンプンカンプンでした、、、
なので、勉強し直したことをこのブログにまとめさせていただこうと思います!!

インフレ・デフレそしてスタグフレーションって?

この言葉は、‘物価”に関わる用語で市場の動き、企業の業績に影響を及ぼす現象と言われています。

それでは、まずデフレから、、
デフレとはデフレーションの略称で、日用品などのモノやサービスの価値(値段)が継続的に下落していく現象の事です。モノの価値が下がるということは、対価として払うお金の価値が上がります。

例えば、いつもは2Lのジュースを100円で買っていたとします。だけど、その日はまったく同じ2Lのジュースが80円で買えたとしたら、そのジュースの価値は下がったことになり、逆に1円で手に入るジュースの量は増えたことになります。なので、モノが安く手に入って嬉しく感じますね♪

これは消費者側の視点でしたが、次は企業側の視点から見ていきましょう。
物価を下げるということは、モノを売る企業の収益がその分減るということです。先ほどのジュースを100個売ったとき、以前なら得られる売上が1万円だったのに、物価が下がったことで売上が8,000円になってしまいます。ということは、数を売れば売るだけ本当は得られるはずだった利益との差額が大きくなります。
モノを売るために値段を下げるけど、値段を下げるだけでは赤字になってしまうので、人件費や業務装備などのコストを削減します。その影響で給与が減り、消費者は消費を抑えようとするため、企業はさらにモノが売れなくなる、、という悪循環に陥ります。このお金の動きが少なく、経済が回っていない状態が”デフレーション”です。

次はインフレについてです。
インフレとはインフレーションの略称で、デフレとは逆に日用品などのモノやサービスの価値が上昇する現象のことです。ということは、対価として支払うお金の価値が下がるということですね。

例えば、いつも2Lのジュースを100円で買えていたはずが、インフレになるといつもの2Lのジュースに110円のお金が必要になります。
ということは、そのジュースの価値は上がり、1円で手に入るジュースの量は減ったということになりますよね。

これだとモノが高いから売れなくなるんじゃ、、、と思いますよね?
私は、素直にそう感じてしまいました。
ですがこの状況が持続的だと、更に値上がりする前に買っておこうかな!という思考に繋がる可能性があります。
みなさんの経験から、高いなと感じたとしても来月から消費税が上がるから、、、買っちゃおう!!
と、購買意欲が強くなったことはありませんか?

消費者側にそのような心理が働き、消費行動が起こることで企業側はモノやサービスが売れ企業の利益が増加し、会社が成長していくので給与の増加や雇用の促進に繋がります。
インフレはこの意欲が、デフレとは逆の好循環を引き起こし経済が回っていく現象のことです。

しかし、インフレはお金の価値が下がっている状態ということです。
過度なインフレが生じると物価が著しく上昇してしまい、お金の信用を失ってしまうことになります。
お金の信用がなくなるということは、札束もただの紙切れ同然の価値ということです。
この現象を、ハイパーインフレーションと言います。

そして最後にスタグフレーションについてです。
スタグフレーションとは、インフレの物価上昇とデフレの景気停滞が同時に起こっている状態の事です。景気の状態としては、1番苦しい状態なのではないでしょうか、、

スタグフレーションが起きる原因としては、
・原油などの高騰と供給が制限される。
・円安の影響による輸入品の価格が上昇する。
などという理由があります。

今の日本は、このスタグフレーションの状態なのかな?と私は思います、、

まとめ

今回はインフレやデフレ、スタグフレーションについてまとめましたが、お金の信用は絶対ではないのだな。と、私は気付かされました。
特にインフレでは、資産が現金のみというのはハイリスクだということもわかりました。
日本で、ハイパーインフレーションになる可能性は低いとは思いますがゼロではないということを考えると、インフレに備えるということは大事なのではないかと思った次第です。

次回は、為替についてまとめたいと思います!

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