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110の日

1月10日。110の日、警察への通報や車の名前だったりを連想していましたが、そういえばカメラ界にもありました。
110フイルム、今はロモグラフィーさんのみではありますが安定供給してくれているようです。かつてPENTAXのAuto110をジャンクで買ったことがあるのですが、当時110フイルムの供給がちょうど細っていたタイミングで運用は諦めていました。今は真逆の中判なんてものを始めてしまっています。。

Auto110システムは手放してしまいましたが、今は同じくPENTAXのQ7を持っています。これに載っている"AUto110モード"がネガっぽい、というかかなりネガのちびカメラのような描写で気に入っているため、Q7でスナップ散歩でも。

本体を見たことがないけど、表示だけはいつも見てる消火栓。長い間きれいに咲いていたサザンカも、見納めが近づいているようです。

最寄りのお社。クロップファクター4.8倍にもなる小さなセンサーのためボケにくいですが、望遠ズームならボケ表現もなんとかこなせます。一眼ならでは、ではなくなりつつありますが、カメラを構えて切り取る行為はなかなかスマホでは代替しがたい習慣です。

若干田舎気味な地域の、山あいなので廃れるところは廃れていきます。

やたら丸々とした地域猫だったり、遠くに映る影だったり。朝夕の傾いた陽は寂しさを演出したりします。

毎年撮るロウバイと、毎週撮っている気もする家のサザンカ。テレ端、開放でならマクロっぽく、大きく写し取ることができました。強い光を透かした花びらって、自然のものだけれどなんだか無機的な印象も受けます。


PENTAX Q7
06 Telephoto Zoom
Auto110モード


Olympus PEN-S, D.Zuiko 1:2.8/f=3cm, Kodax Ultramax400

おまけ(?)。ハーフカメラみたいだな、なんて思っていましたがやや違うようです。そもそもハーフカメラってAPS-C相当の撮像面積ですし、レンズも解像力の鬼ですものね。

フイルム写真はたくさん撮るよりも、少々大仰でも少ない枚数を大切に撮って記憶していきたいなと考えています。なのでハーフも110もいいのだけれど、今は中判を進めたい。

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