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【最終発表会!】スペースアカデミーで誕生した未来の宇宙飛行士たち

2021年8月8日、5月から3ヶ月続いた
スペースアカデミー2021前期「宇宙旅行」
の全授業を修了、夏休みの自由研究に合わせて、
最終発表会を行いました!

発表会に参加してくれたのは
10名の「未来の宇宙飛行士」たち。

宇宙が好きで好きでたまらなくって、
「あれはどうなってるんだろう?」
「なんでこれはこうなの?」と
疑問がいくつも浮かんできていてもたってもいられず、
本で調べたり、実験してみたり、
大人に聞いてみたり、自分の中で対話してみたり。
そんなふうにして、
世界に一つしかない自由研究を完成させてくれました。

子どもたちのソウゾウする力が光る10作品

きとくん1

Kくんは散開星団について調べ、壁新聞にまとめてくれました!
星団には、いろんな星が集まっていると思いきや、
年齢が近く、比較的若い星が集まっていたという
気づきを教えてくれました。
「比較的若いってどれくらいですか?」
と言う他の子の質問に、
「若いとは言え星なので、200とか2000くらいですかね…」
としっかり答えていました!

龍誠くん1

Rくんは、惑星の色や大きさがなぜ異なるのか、
その構成する物質から調べて仮説を立ててくれました!
「惑星は、鉱物と気体と氷でできてるって聞いたことがある」
と言う他の子の意見に、
「あまり詳しく調べていないから、その可能性もあるかも。
でも一応、宇宙センターで調べた内容によると、
鉱物と気体がメインらしいよ」と文献を元に回答していて、
まるでプロの科学者同士の会話のようでした!

そうたくん2

Sくんは、理想の人工衛星を考えてくれました!
人工衛星の役割や目的は何か?から考え、
今回は、ブラックホールを観察するための
人工衛星を作ることにしました!
ブラックホールは地球からはかなり距離がありそうなので
中継用の衛星も2つ用意。
イオンエンジンや、スタートラッカーなども
しっかり備えています。

画像4

双子で参加してくれていたRくん兄弟は、
二人揃って「宇宙エレベーター」について考えてくれました!
なんと、大林組にメールで質問までしてくれたそうです!
いつも授業を盛り上げてくれる二人らしく、
しっかり調べてまとめた上で、
みんなが楽しんで聴けるように、
台本を用意して息ぴったりの
エンターテイメントあふれる発表をしてくれました!

たくみくん4

Tくんは、太陽系における大気組成について調べてくれました。
大気組成は、文献を調べれば出てくることですが、
Tくんは実際に自分自身で地球の大気組成を調べるため、
お小遣いで測定器を買って測定していました!
Tくんが計ったところ、若干二酸化炭素が多かったので、
地球温暖化等の影響があるのかも、と仮説を話してくれました。

えいとくん2

Eくんは、南極の氷の動きを
人工衛星から観察したものを記録し、発表してくれました!
人工衛星で南極を観察するという発想が
子どもたちには刺激的だったようで、
「この後、どんな動きになると予想しますか?」と
大人顔負けの議論がなされてました!

直正くん1

Nくんは、みんなが気になる
ブラックホールについて調べてくれました!
実は、発表に少し手間取ってしまい、一度中断したNくん。
しかし、最後に再度発表した時は、
中断したことなんて感じさせないほど
立派に発表をしてくれました!
提出も一番早く、とても熱意ある研究でした。

律花ちゃん1

Rちゃんも、ブラックホールを調べてくれました!
が、実はRちゃんは
「みんなが凄すぎて、自分なんかが自由研究を発表できない…」
と自信をなくしていたようでした。
確かに、みんな普段から質問のレベルが非常に高く、
自由研究のレベルも相当なものだろうと予想ができました。

しかし、誰にも"好き"のレベルを比べることも、
否定することもできません。
周りのことなんて気にせず、
Rちゃんの気になることを発表してみてね、と伝えると、
頑張って準備して、勇気を振り絞って発表をしてくれました!
「ブラックホールに入るとどうなってしまうんだろう?」
とみんなが気になる問題について調べた上で立てた仮説は、
「ブラックホールは明るい性格と見せかけて、
実はマジシャンである!」という、
Rちゃんにしか考えられないような
ユニークで感性豊かなものでした!

恭吾くん1

最後のKくんは、宇宙について沸いた疑問を、
自分の中で一問一答すると言う作文を作ってくれました。
Kくんはいつも独特な感性と哲学的な世界観を持っていて、
文献を調べるだけではたどり着かないような
疑問と答えを導き出してくれます。


そんなKくんのお母様からは、
こんなありがたい言葉をいただきました。

「その子らしい輝き」が生まれる授業

思い返せばKは、去年入学して直ぐにコロナで休校になり、
訳もわからず学校から宿題だけを大量に出されていました。
これに何の意味があるのだろうか。
何故これをしないといけないのか。
と悩む彼をみて、私や主人が
「やりたくなかったらやらなくて良い。
特に意味があるものでは無いから。」と言っても、
変なところで真面目で、泣きながら宿題をしていました。
その姿を見て正直、
「あー。この子に学校は無理かも知れない。
このままだと、この子の個性が死んでしまうのでは無いか。」
と心配していました。
そんな時、スペースアカデミーに出会いました。
いつもKの話を楽しんでくれて、
いいね!と言ってくれたおかげで、
彼の輝きがどんどん増していき、
私や主人も薄々感じていた、
彼の素晴らしさを目の当たりにする事が出来ました。
この授業は私たちにとってもかけがえの無い時間でした。
今のところ学校も楽しんで行っております。
本当にありがとうございました。

これは、Kくんのお母様から
発表会後にいただいたメールの抜粋です。

きっと、この文章に共感いただける
親御さんは多いのではないでしょうか。
コロナ禍でここ2年、
いろんなチャンスや機会を奪われてしまった子どもたち。
きっと親御さんは、そんな子どもたちのために
何ができるだろうかと、正解のない中で
今でもずっと悩み続けていらっしゃるのではと思います。

そんな中で、スペースアカデミー、
そしてミライLABOは、子どもたちに寄り添い、
「どんな状況であっても、自分で幸せに生きられる力」を育む
場でありたいと考えています。

ソウゾウする力を育むスペースアカデミー

スペースアカデミーには、
様々な子どもたちがやってきます。

まるで科学者のように、
宇宙について徹底的に調べて、仮説を立てる子。
アーティストのように、
自分の疑問を作品に昇華させる子。

しかし、どの子にも共通しているのは、
ただただ「宇宙が大好き」であるということ。
そして、「誰にも止められない好きなものを探求するエネルギー
があるということ。

ミライLABOが育てる未来の宇宙飛行士は、
ただ宇宙に詳しい子ではありません。
宇宙を舞台に、知識・好奇心・想像力を使って
ワクワクする未来を作っていける、
そんなソウゾウする力を育んでいます。

コロナ禍であっても、オンライン授業であっても、
そんな「好き」と「やりたい」のエネルギーで、
自らソウゾウしていけるように、
その子らしい輝きが生まれるように、
これからも授業を提供していきます。

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🌈コドモクリエイターズインク🌈
https://kodomo-creators-inc.jp/
子どもたちの好き!ややりたい!に伴走する
コドモクリエイターズインク。
様々な授業やイベントを通して、
子どもたちの生きるチカラを育みます。

ご興味ある方はぜひお問い合わせください♪
info@mirai-labo8.com
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