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手話、少しずつ・・・

昨年から手話を習い始めましたが(市が開いている講座を受けています)少しずつ、読み取りや表現ができるようになってきたように思います。

昨年度は手話の基礎を、今年度はそれをさらに聾者に伝わるように表現するにはどうしたらいいかを詳しく練習する講座に通っています。
なかなか思ったように表現できず、悩むことも多く、覚える単語も沢山なので、あたふたはしますが、新しいことを学ぶという事はとても楽しく、たくさんのいい刺激をもらっています。

言語ですから、そう簡単に身につくとは思っていません。
沢山の言葉の種類、表し方、表情だったり手の動かし方でうまく伝わるかどうかは変わってきますしね。

手話通訳士を目指すまでは、私の能力では難しいとは思いますが、普段の生活の中での聾者とのコミュニケーションは取れるようになりたいと思っています。
ちょっとしたことを聞きたい、話したい、伝えたいという時の伝言者には、なれるのではないかと。

最近、手話関連のドラマ、漫画(アニメ含む)が話題になっていますね。その影響か、手話講座の申し込みも多いと聞きました(うちの市の講座の話です)

一時のブームで終わるのではなく、継続的に、少しでも手話の分かる人が増えることを願います。
私も「少し興味があるし、やってみよう!」という軽いきっかけから始めた手話ですが、新しい言語を習って、それが相手に伝わったとき、相手の話が読み取れた時はとても嬉しかったです。

ただ手話を習うだけでなく、聾者の生活、どんなことが困難であるか等、話を聞いていると、健聴者が何気なくこなしていることでも、音がない世界ではとても困難なことなのだという事を知ることが出来ます。
この事実を知ることだけでも、目を向けることだけでも、意味のあることだと私は思っています。

私なんてちっぽけな存在が頑張ったところで、何の役に立つか分かりませんが、いつか、ちょっとしたことでも、何か役立つことがあればいいなと、これからも勉強は続けていきたいなと思います。

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