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あと何回、青春できるかな。【ぼくらは仕事で強くなる vol.26】

なかなか青臭いタイトルで失礼します。笑

先日、私が起業した直後に参加していたスタートアップ支援プログラムのメンバーと久しぶりにオンライン飲み会がありました。SUSANOOというソーシャル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(要は起業家支援)で、私は3期、確か半年くらい。2015年の10月に始まって3月にデモデイで終了。何をやるかっていうと、社会課題に取り組むいろいろな起業家が集まって、お互いにメンタリングをしながら事業を磨くということをして、3月にそれを皆さんの前で発表するという流れでした。

たった半年という期間だったし、それぞれ取り組んでいる事業領域は全然違うのだけれど、悩むことは一緒。メンバーが辞めてしまったり、マネタイズができなかったり、そもそも自分は何をしたかったんだっけ?って迷宮入りしたり。それでも何かをやろうとしている人たちに囲まれていました。

それから5年・・・残念ながらそのプログラムはもうなくなってしまったけれど、年に1~2回くらいだけどみんなで近況を報告し合ったりしている。そんな飲み会で、「あれは青春だったねー」って誰かが言ってて、当時のデモデイの動画をみんなで見たりして、なんだか原点を思い出させてもらいました。

そんな翌週、ある移籍者の写真撮影に立ち会いました。(ローンディールではレンタル移籍してくれた方々の雄姿を、プロのカメラマンさんに撮影してもらうという取り組みをしているんです。)深夜の映像配信の現場で、未明に収録して、朝までに編集して配信するっていうなかなかハードな現場にお邪魔して、移籍者の写真を撮ってもらう。

やっぱりいい顔しているんですよね。晴れ舞台、レンタル移籍の集大成として取り組んでいる姿は、やっぱり素敵でした。あー、レンタル移籍って青春だな。って思いました。

青春の記憶ってすごくパーソナルなもので、それ自体って誰に共感してもらえるものではないかもしれません。でも、その人がどういう時間を過ごしてきたかっていうことによって、まとう空気とか、言葉の迫力とかが変わってきて、きっと人の心を動かせる力も増していくのだろうと思っています。

いい歳して何言ってんだ、って感じですけれど、やっぱりいくつになっても青春していられるような人生だといいな。レンタル移籍という仕組みが、まだ見ぬ誰かに青春を届けられたらいいな。

そう思う今日この頃です。それでは。

連載「ぼくらは仕事で強くなる」は、ローンディール 代表 原田による個人ノートです。組織やマネジメントのこと、自分自身のキャリアについてなど、日々感じていることや取り組んだことを綴っています。週1回程度更新しています。

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