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「手紙屋」-僕の就職活動を変えた10通の手紙-


就活生の皆さん
『なぜ就職活動をしているのですか?』

『自分の人生の目標を達成させるための船を見つけるためです。』

「こう自信を持って答える就活生が増えて欲しい。」という喜多川さんの強い思いが感じ取れる一冊でした。

1.あなたはこれから先の人生を何をすることに捧げますか?

あなたは、人生という大海原へ出航しようとしています。そして、あなたが選ぼうとしているのは会社という船です。
その船が、大きいか小さいか、自分で作ったものか他人がつくったものかということのみ固執して、大海原に目標もなく漂うことは成功の人生とは言えないのです。
あなたはこれから先の人生を何をすることに捧げますか?
目標を持つ人は、中学•高校という若い頃からすでに自分の人生を始めているといえるし、それを持たない人は、会社員として何十年と働いてきた人であっても自分の人生を始めているとは言えないのです。

私は所属している学生団体の関係で、人生の目標について大学1年生の頃からずっと考えており、就職活動を始めた大学2年生の3月頃には自分の人生の目標を掲げていました。

『安心して自他の可能性を肯定できる社会の実現』

これが私の人生の目標です。この目標を達成させられる会社はどこか、約1年間探し続けてきました。ベンチャーや中小企業という小さな船から大手という大きな船まで片っ端から探し回りました。

そのうちのいくつかの企業でここなら自分の目標達成できそうだ!と思える企業に有難いことに出会えています。やはり、知名度等ではなく自分の目標を達成できるかを基準に探していたので納得度が物凄く高いです。

2.大きな夢を持つ時に必要なのは覚悟

大人は若い人たちに「大きな夢を持ちなさい」とよく言います。
若い人たちは、言葉通り自らの人生の中で何度か大きな夢を持とうとします。そして、大部分は失敗します。そのうち「大きな夢を持っている」と公言するのを恐れるようになります。失敗して他人から嘲笑されることを恐れるから、自分でも成功する自信を無くすから、と理由はさまざまです。でもそれは、大きな夢を持つ時に必要な覚悟が初めから欠如しているからだと私は思うんです。

まさに私がついこの間まで直面していた問題でした。
上で述べたように私には大きな夢があります。
『安心して自他の可能性を肯定できる社会を実現したい』という大きな夢。

この夢を公言することを恐れるようになっていました。
特段優れた才能があるわけでなければ社会のことも何も知らない、ごく普通の大学生が大それたこと言ってもいいのかな...

就活をする前までは、大志を抱くことに何の疑いもありませんでした。
ですが、社会に少し足を踏み入れ多くの優秀な社会人や大学生を目の当たりにしたことで自分の無能さに打ちひしがれ、自分に自信が持てなくなっていたのです。

でも、多くの人と出会い話を聞く中で、自分が大志を抱くことに恐怖心を抱いていた一番の理由は、絶対に夢を達成させるという強い覚悟がないからだとわかりました。

3.僕という種を自分の責任で育ててやらなければいけない

僕という種は、育て方さえ間違えなければ、すべての種は芽を出し、茎を伸ばし、葉をたくさんつけて、花を咲かせ、たくさんの実をつける。
僕という種を伸ばす方法は、僕自身が知らなければいけないし、知っているなら、自分の責任で育ててやらなければいけない。自分が平凡な人間で、取り立てて才能があるわけではないという発言は、才能は生まれつきのものだという考えから出てくる。

私は、人の可能性は無限大であると知っているし信じている。
それなのに自分は才能のない人間だと捉え夢を諦めかけていたのは、心のどこかで「才能は生まれつきでそこを変えることはできない」と自分で決めつけていたからだと気がつきました。

種の種類が様々であるように種の育て方も様々。
優れた才能を持っているように見える人は、その人に合った育て方をその人自身が既に発見しているだけの話。
自分の無能さに打ちひしがている暇があるなら自分に合った育て方を模索しよう。
そう心に誓いました。

『僕という種は、自分の責任で育ててやらなければいけない。』

4.あなたの成功は、成功したあとに出会うたくさんの人たちによって心待ちにされている。

あなたの描く夢が大きければ大きいほど現れる壁は大きく、乗り越えるのが困難なものになります。
これは事実です。
でも、壁が高くなればなるほど、あなたを応援する応援団は多くなります。
これもまた、事実なんです。

就職活動をしていく中で、自分の夢に対する覚悟が決まり今はその夢を叶えるために自分自身の能力を高めることだけを考えられるようになりました。


だけど怖いんです。

本当に自分が描く成功が手に入るか。
今自分がしている行動がそこに繋がっているのか。


そんな私の恐怖心を取り除いてくれました。


『私には沢山の応援団がついているんだ。まだ自分の可能性に気づかず自分の存在を否定してしてしまっている人たちが、可能性を信じるきっかけを心待ちにしている。』

そう考えたら怖いなんて言ってる暇ない。
一刻も早く自分の能力高めて、一人でも多くの人に自分を信じるきっかけを与えないと。そう思えるようになりました。


自分に人の可能性を引き出す資質が備わっているかはわからない。でも自分の可能性を信じるきっかけを心待ちにしている人がたくさんいるのは紛れもない事実。その人たちのことだけを考え真っ直ぐ夢に向かって頑張っていこうと思います🔥

5.おまけ

僕にとって本は、素晴らしい師匠であり、一生付き合っていける友人であり、いろんなヒントをくれる先生でもあるんだ、そういう本に出会った時の感動は、何とも言えないものだよ、自分の未来がすべて光り輝いて見える瞬間なんだ。

共感しかないです。
正直読書を始めた当初は、「本を読んだほうが良いんだろうな、みんな言ってるし読むか」とすごく消極的でした(笑)。


でも最近は本を読むのが楽しくてしょうがないです。
今から読む本は「私にどんな考え方を教えてくれるんだろう」。読みたくて仕方がない本が部屋に山積みになっています。

2021年も沢山の素敵な本に出逢いたいです😌

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