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Let's try 中国麻雀

麻雀を愛する皆さん、こんにちは。突然ですが、あなたは中国麻雀というものを耳にしたことがあるでしょうか?麻雀に詳しかったら一度は聞いたことがあるかもしれません。中国麻雀はプレイヤー人口はまだまだ少ないですがとても奥の深いルールです。この記事では中国麻雀のルールをザックリと解説したいと思います。(※日本麻雀のルールをある程度知っている人向けです)

◆中国麻雀に無いもの

日本麻雀にあって中国麻雀に無いものがいくつもあります。以下の通りです。

・親と子の区別が無い(連荘も無い)
・リーチが無い
・ドラが無い(槓ドラ、裏ドラも含め)
・(門前は役になるが)喰い下がりが無い
・喰い替えやフリテンロンの制限が無い
・王牌が無い(山をすべてツモる)
・ノーテン罰符が無い

どうですか?日本麻雀に比べて自由な気がしますよね。中国麻雀はルールの制限が少ないので純粋に手作りに集中できるところがポイントです。

◆8点縛り

それでは肝心の点数の数え方を見てみましょう。中国麻雀では全ての役に点数が決められており、それらの合計が点数になります。1点役, 2点役, ... とあり最大(役満級)は88点役です。そして日本麻雀の一翻縛りに相当するのが8点縛りです!8点以上でロンまたはツモが可能です。そして、8点縛りをクリアするのに主軸になる役がいくつかあります。順に見ていきましょう。なお、役に絡まないブロックはグレーにしてあります

◆基本役

◇三色三歩高(サンソーサンプーカオ)6点

三色三歩高@3x

一番の基本役ともいわれるのが三色三歩高です。マンズ、ピンズ、ソーズの3つの順子の数字が一つずつズレていると成立します。どの色から順になっていてもOKです。ただし三色すべて使っていないと成立しません。


◇五門斉(ウーメンチー)6点

五門斉@3x

マンズ、ピンズ、ソーズ、風牌、三元牌をすべて使っていると成立します。もちろん字牌がアタマでもOKです。


◇三色三同順(サンソーサントンシュン)8点

三色三同順@3x

日本麻雀でもおなじみの三色同順です。前述のとおり喰い下がりはありませんよ!


◇花龍(ファロン)8点

画像2

三色がそれぞれ 123, 456, 789 の順子になっていると成立します。その見た目から三色一通と呼ばれることもあります。こちらも三色すべて使っていないと成立しません。


◇一色三歩高(イーソーサンプーカオ)16点 &
 清龍(チンロン)16点

一色三歩高@3x

清龍@3x

一色三歩高は、同じ色の3つの順子が「1つずつ」もしくは「2つずつ」ズレていると成立します。上の例では 234, 456, 678 と2つずつズレています。567,678,789 のように1つずつズレていてもOKです。

清龍は日本麻雀の一気通貫と同じです。一色三歩高のように順子が3つずつズレている、というような見方もできますね。


断幺九、平和、役牌は?

日本麻雀の基本役といえば断幺九(タンヤオ)、平和、役牌あたりでしょうか。これらの役も中国麻雀にあります。が、これらはすべて2点役(ダブ東、ダブ南などは4点)なのです!そうなると「8点縛りってかなりキツくない?」と思うかもしれません。確かに8点縛りは、日本麻雀でいえば1.5翻縛りくらいともいわれますが、実は門前に2点カンチャン・ペンチャン・単騎待ちに1点マンズ・ピンズ・ソーズのうちどれか一色を使っていなかったら1点など細かいところにも点がつくので、うまくかき集めて8点作る面白さもあったりします。

ここまで読んでいただきありがとうございました!中国麻雀にはまだまだたくさんの役があります。少しでも興味を持ってもらえたらアプリなどで遊んでみてください。今後はより詳しく魅力を伝える記事も書いていこうと思います!コメントやスキをいただけると励みになります👍

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