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<株価推移検証・予測>最高配当利回り8103明和産業の株価予測 ~ シリーズ「明和産業の株価を追え!」

おはようございます。シリーズ「明和産業の株価を追え!」第3回目でございます。全く人気のない(すきを押されない)企画ですが、儲かる臭いしかしないので儲かるまで続けます!

第1~2回は下記をどうぞ(^_-)-☆

8103 明和産業<東1>

改めて、三菱系の中堅商社で化学品・樹脂主力。炭素製品などで高シェア。明日月曜日の引け後に3Q決算発表の予定です。

株探 基本情報(22/1/30)

<1> 株価トレンドの変化

さて、足元で株価トレンドに変化がありました。

8103 明和産業 株価推移・イベント

12月下旬から順調に上げていた株価が市況に連れられて反落しています。お手製のチャートなので少し本物のチャートと形状が異なる点はご注意ください。1/17に直近高値1,225円をつけて▲10%以上下落しています。

<2> 株価予測の問題点

現在の3月末配当予想が71円(利回り6.6%)と、現在でも結構パンチのある利回り。現在の中計では「配当性向50%で株主還元」と謳っていて、それを覆して当期はROEの中期目標7%達成のために資本スリム化=超絶高配当を出しているという構図。
問題なのは、来期の配当がどうなるかは一切明言していないこと。50%に戻すのか、ROE目標達成まで超絶高配当を続けるのか、どっちなの?と。

現在時期的に難しい時期で、来期の配当に言及するのは基本は本決算発表(5月頃)だからあと3ヵ月あるし、配当の権利付けは3月末だからあと2カ月ある。要するに、今は持っていなくてもいいんですよね。
そういう時期って、売り浴びせ(空売り)の標的になりやすい。現在足元では、モルガン・スタンレー系 100万株弱、野村 約70万株、個人 約40万株、といった具合に多彩な機関に空売りされています。

<3> 当面のトレンド

まぁ年末年始で上げていたのは、バリュー株シフトの恩恵だったはずで、その流れが落ち着いて市況が悪化したから空売り含めて売られているので、もっと下げるんじゃないかなと思います。
3Q決算でサプライズがなければ、まさに「出尽くし感」で1,000円を割ってくるんじゃないかなと思いますが、手堅く儲けるならまだ手を出しちゃいけませんよ(^_-)-☆

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