企業研究(81) 1954 日本工営/系統蓄電池によるサービス事業化にチャレンジ
おはようございます。どうも5時に目が覚める体質になりつつあります。一週間在宅し続けましたが、結構ちょこちょこ寝るので夜はぐっすり寝れない感じかな(=_=)
1954 日本工営<東1>
総合建設コンサル首位。電力エンジニアや灌漑が得意。海外に強くODA実績も豊富。イギリス建築設計会社を傘下に。
<1> ファンダメンタルズ
まぁまぁ割安ですね。PER・PBR・利回りは割安・高配当寄りでバランスが良いと思います。信用は売り買いともに絶対値が小さいので気にしなくてよいと思います。老舗の業界首位企業の割に時価総額が安い気がしますね。
利益剰余金は526億円で時価総額以上ですが、事業柄なのか有利子負債も421億円あり、この辺りも特段悪いわけじゃなくて普通だと思います。
<2> 株価推移
昨年11月下旬からの市況悪化に連れられて大きく下げて以降、下落トレンドですね。1/28に直近安値2,889円をつけて少し反転して、MA(25)に向けて戻し始めているようにも見える。
この後の株価推移は2/10発表の3Q決算次第だろうなぁ。業績が悪くて落ちてたわけじゃなさそうだから、約3カ月の下落トレンドが長いとみるか短いと見るか。どちらでしょう、答えはすぐわかりそう(*´ω`)
<3> 業績
業界首位だけあって非常に安定しています。さらに前期(21年6月期)は売上高・営業益・経常益で過去最高、今期はそれを更新する見通し&大幅増配。良いね。ただ、四半期毎の業績変動が凄いね。これは業績を読みづらい…。
建設業だから1~3月期に利益が偏るのは仕方ないのかな…。6月決算企業だから、3Q累計でようやく累計黒字になる感じで、年間で言うと11~4月くらいまでは業績が意識されない期間だから、株価は下がりやすく上がりづらいんじゃないかなと思います。加えて、6月末一括配当(100円)だから、配当獲りを考えたらその期間に株式を保有する意味が全くないからね。ということは、株価が1月末に底値をつけて反転したということは、この後は6月末に向けて緩やかに上げていくかも🦆🦆🦆。
<4> テーマ
この企業は強いテーマの宝庫ですね。まずは国土強靭化。その恩恵で前期過去最高。5G関連もある。さらに電力=脱炭素。この企業を取り上げた理由はこれで、ベルギーやイギリスで「系統蓄電池ビジネス」を始めています。これは良い。詳細は以下のリンクより。
<5> 売買方針
これから6月末に向けてジリジリ上げそうだから、気になるなら買いましょう。キャピタルゲインも狙えると思いますよ、利益率はそれほどでもとは思いますが…。
FYI(^_-)-☆
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