看護師という信頼があるから話してくれる大切な話たち
ただいま、絶賛ニート中。
今後の方向性は、ぼんやり見えているものの、まだ輪郭が見えてこない。
けど、どんどん減っていく通帳残高に少し焦る日々。
近所に、顔色の悪いおっちゃんがいる。
繊細なところが少し私に似ていて、妙に親近感を覚えて気になる存在。
そのおっちゃんに久しぶりにあった日、その日も調子が悪そうだった。
気になって話しかけた。
「あんた、看護師やからわかるやろ?おっちゃんも色々と大変やねん。季節の変わり目は特にな。」
季節の変わり目のしんどさは、私もよくわかる。おっちゃんは、お母さんの介護もしているので、色んなものを抱えているしんどさも理解できた。
おっちゃんの話を、共感を示しながら聞いた。
すると、おっちゃんの表情は、少し明るくなった。
また元気になったら飲みましょう!と声をかけて、お別れした。
たぶん、話をしたのはたった5分くらいだった。
それでも、おっちゃんの表情が変化したことがわかった。
そうだ、この感覚。これが私が看護師をしていて好きなことだった、と思い出した。
おっちゃんは、私が看護師だから、介護のことや体調不良のことに理解を示してくれるだろう、と思って、話をしてくれた。
それって、看護師であることへの信頼だと思う。
看護師の立場だからこそ言えること、聞けること。
話し合えること、語り合えること。
今までもたくさんの人と、たくさんの大切な話をしてきた。
たくさんの人たちが、わたしに大切な話をしてくれた。
だからこそ、それに応えたい、と思えた。
多忙な仕事に疲れて、しばらく休みたい気持ちもあったけど。
あの感覚を、また体感したい、とおっちゃんのおかげで思えた。
少しずつ、自分が看護師として何が好きなのか、整理していきたいな。
読んでくださり、本当にありがとうございます^ ^