![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44837638/rectangle_large_type_2_c867f1325c5f89a90d330ef7e009d6ec.jpg?width=800)
海が見れるだけで、それでよかった
2月1日に和歌山に移住してきた。
ここ数日は、慣れない運転への不安や、生活に早く慣れなきゃ、と焦る思いが募り、一日ずつ自信がなくなるような日々だった。
何度も移住しているけど、毎回初めはこんな気持ちになる。
けっきょく、移住、が叶ってしまうと、当たり前のような、特別感がなくなってしまうような感覚になる。
「この選択で間違ってなかったのかな?」
動き出す前よりも、動き出した後の方が不安になることもある。
今日は、朝から天気がよく、暖かかったので、移住して初めて海に行った。
キラキラした水面、そして人の声すら聞こえない静かな海辺に、なんだかホッとした。
「そうだ、海が見たかったんだ。海がすぐ見に行ける場所で過ごしたかったんだ。」
そう体感で思い出し、少し涙が出た。
特別なことを求めなくても、海が見れたら、ぼんやり眺められたら、それで良かったんだ。
ただ、ぼんやり海を眺めた。たった15分くらいだったけど、心が浄化されたような、整ったような時間だった。
天気のいい日は海を眺めに行こう。
お気に入りの海岸を見つけよう。
シーグラスや貝殻を拾いに来よう。
お昼を用意して、海辺でのんびり食べよう。
少しずつ、したいことが思い浮かんだ。したかったことを、思い出した。
まだ来て5日目だもん。慣れなくて当たり前。
やりたいことを少しずつやっていこう。
読んでくださり、本当にありがとうございます^ ^