見出し画像

海が見れるだけで、それでよかった

2月1日に和歌山に移住してきた。

ここ数日は、慣れない運転への不安や、生活に早く慣れなきゃ、と焦る思いが募り、一日ずつ自信がなくなるような日々だった。

何度も移住しているけど、毎回初めはこんな気持ちになる。

けっきょく、移住、が叶ってしまうと、当たり前のような、特別感がなくなってしまうような感覚になる。

この選択で間違ってなかったのかな?

動き出す前よりも、動き出した後の方が不安になることもある。

今日は、朝から天気がよく、暖かかったので、移住して初めて海に行った。

キラキラした水面、そして人の声すら聞こえない静かな海辺に、なんだかホッとした。

そうだ、海が見たかったんだ。海がすぐ見に行ける場所で過ごしたかったんだ。

そう体感で思い出し、少し涙が出た。
特別なことを求めなくても、海が見れたら、ぼんやり眺められたら、それで良かったんだ。

ただ、ぼんやり海を眺めた。たった15分くらいだったけど、心が浄化されたような、整ったような時間だった。


天気のいい日は海を眺めに行こう。

お気に入りの海岸を見つけよう。

シーグラスや貝殻を拾いに来よう。

お昼を用意して、海辺でのんびり食べよう。


少しずつ、したいことが思い浮かんだ。したかったことを、思い出した。


まだ来て5日目だもん。慣れなくて当たり前。

やりたいことを少しずつやっていこう。

読んでくださり、本当にありがとうございます^ ^