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海外離婚に向けての夫との話し合い

私が夫に離婚を切り出したのが、10月の半ば。
それから、何度も話し合いをしてきました。

最初に離婚を切り出した時、
夫の反応は、不思議なくらい穏やかで、
ショックで現実を受け入れられない様子でした。
キレたり、怒ったりしなくて、良かったです。

私は頭の中で考えて話すというよりも、
心の中から言葉がどんどん飛び出して、
こんなことがスラスラ言えるなんて、と
自分でも驚きました。

離婚話しで一番強調したかったことは、
私も幸せになりたいし、
夫にも幸せになってほしい、ということでした。

夫から、まだ、愛してるんだ、別れたくない、と言われるかも
しれないと思っていましたが、
そういうこともなかったので、
やっぱり私も夫もお互いに愛してはいなかったことが、
確認できて、良かったと思いました。

最初の話し合いの翌日になると、
夫はガラリと変わり、感情を表に出すように
なりました。

何も食べれない、眠れない、ずっと頭が混乱したままで、
とても乗り越えられないと、私の前で泣き始めました。

私はその度に、
今は辛いけれど、これを乗り越えたら、
お互いに幸せを掴むことができるよ、と夫に伝え、
私よりももっと共感できるパートナーが現れて、
幸せに暮らせるなんて素敵じゃない?と
前向きな方向へと夫を導きました。

夫が謝ったりする時は、
謝らないでほしいと伝え、
私にも落ち度があるから、お互い様だと
夫をなだめました。

夫の食欲は、最初の話し合いの2日後には戻り、
眠れないと言いつつも、最初の話し合いから、
ちゃんと眠れていました。

夫から、夫婦名義のこの家はどうするのか?と聞かれ、
私は何も欲しくないので、
家の名義を夫だけに変えてもいいけれど、
ちゃんと子供達に財産として、
家を渡してほしいと伝えました。

夫が再婚した後に、後妻に家が渡るのは
絶対に避けたいので、
それだけ約束してくれるように、
頼みました。
つまり、遺書に書き残してほしいという
ことです。

この国では、夫婦が2年別居したら、
離婚が成立できるようです。
でもその前に、どちらかが違う相手と再婚したい場合、
裁判を起こさないといけないそうで、
裁判を起こす側がよりお金を払い、
起こされた側もお金を少し払うことになるので、
2年別居してから離婚するカップルが
周りでは多いようです。


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