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Fan letter 13 まっしろい沼☆ビッケブランカ

 最近よくビッケブランカを聴いています。
 
 ビッケブランカの曲は、なんというか気がついたらそこにいて、そしていつもいるのです。積極的に1番ではないのだけれど、ランク外には絶対落ちない。それが私にとってのビッケブランカです。

 ビッケブランカは山池純矢やまいけ じゅんやさんのソロユニット。ソロユニットとは「一人バンド」のことらしく、私も詳しくはわからないのですが、基本バンド仕様だけれど活動人数はひとり、ということのようです。

 そもそも、ピアノが好きなのです。
 曲が必ずしもピアノの曲だらけ、というわけではありません。でもやっぱり中心にはピアノがあるし、ところどころ印象的にピアノが使われています。時々クラシカルでメロディアスなピアノアレンジがあったりして、うーん、上手く言えないけれど、ビートルズの特にポールマッカートニーみたいな小粋な小品とか、エルトン・ジョンの弾き語りに、クイーンみたいなピアノと転調がはいってくる、ような。うまく言えません。
 曲の魅力はそれだけじゃなくて、ダンサブルで、ファンクみたいなときもあってノリというかグルーヴ感が強い曲も多いです。
 声もとても魅力的。
 ネットにはハイトーンボイスと書いてあることが多いですが、ファルセットがすごくきれいです。
 詩は結構オノマトペ的な「言葉の音」が強い印象で、韻の踏んだ詩が多く、なんといっても動物の名前のついた曲名が多いです。
 「白熊」という曲も好きな曲です。

 2014年頃から活動されているようで、最初はインディーズ、2017年頃にメジャーデビューされたようです。
 最初に「ビッケブランカ」と聞いたときにイメージしたのは、「小さなバイキング ビッケ」。ご存じの方、いるでしょうか。

 幼稚園の頃、母がビッケの食器の頒布会に入っていて、ビッケの食器がお気に入りでした。もう実家にもないですけど・・・

 ビッケのアニメも観ていたので、「ビッケブランカ」のビッケはどこから来たのだろう?と思っていたのですが、いくつかのサイトを観たところ、ポルトガル語で「Vickeblanka」、「Vicke」は海賊の下っ端、「blanka」は純粋・純真という意味なのだそうです。
 そうか、つまり「あのビッケ」は「海賊の下っ端」という名前だったんですね。まさか50年ほど経って知ることになるとは思いませんでした。「人が嫌がるようなことも一生懸命やっている海賊の下っ端が、いつか海賊の船長になれたらいいね」という意味が込められているとか。
 
 私が初めてビッケブランカの曲を知ったのは「WALK」という曲でした。

 中国のアニメの主題歌だったということですが、当該アニメは知らないのです(正直、YouTubeのアニメを見ながら聞くとこの曲の良さが伝わらない気がします。私は観ないで聴いてます)。ただ、この歌にとても魅了されました。「WALK」というタイトルにぴったりの、ちょうど歩いているような速度のテンポ。メロディアスな曲と透き通った声。どれほどヘビロテしたかわかりません。この曲と同じアルバムに入っている「夏の夢」も好きです。すごくオシャレな曲。

 アニメといえば『ブラック・クローバー』のタイアップ曲でした。

 ドラマ主題歌(『獣になれない私たち』)もあります。

 タイアップもすごく多いですよね。

 コロナ禍では「ゲーム仲間」の岡崎体育さんとコラボした『 化かしHOUR NIGHT』が印象に残っています。岡崎体育さんは以前はてなに記事を書きましたが、大好きなので!ふたりのコラボは嬉しかったです。私はふたりの交流についてはそこまで知らないのですが、コロナ禍、ふたりでフォトナ(だけじゃないのかもしれないけど)してたようです。

 公式から曲が聴けます。メイキング映像も面白いです。

 

 最新アルバムは昨年10月のライブハウスツアー盤のようです。


このところ、海外公演続きで、2024年は北米・カナダツアーなのだとか。

知れば知るほど、ビッケブランカの沼にハマっていきます。


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