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映画「ローラとふたりの兄」

久々に映画館に行って来ました♩フランス映画です。

日常、様々なことが起こり、人生は良いことばかりではないし、へんてこな失言をしてしまうことや上手くいかないこともあるけれど、それでもなんとか生きて行くというメッセージを感じる映画です。

ローラ(写真中央)の2人の兄のうち、次男のピエール(写真左)が仕事ばかりで妻に見捨てられてしまうのですが、その妻のセリフでJ'ai rencontré quelqu'un.というのがありました。直訳すると「私はある人に出会いました」ですが、日本語字幕は「彼氏ができたの」。なるほど〜「彼氏ができたの」と言いたい時はそう言えばいいんだ〜などと、特に使う予定もない表現を頭にインプットして喜んでいるのでした。

また、映画の中で、
「苦境に陥って蒸発するのは日本人に多い」とか、
「日本では豆腐で家の壁を作る」とかのセリフがあり、なんだそれ〜ほんとかな〜などと思いつつ、日本に関するコメントを入れているということは日本市場がなんとなく意識されているということなのかもしれませんね。

この映画はフランスのアングレームという街を舞台にした映画で、アングレームといえば1月に開かれる国際漫画祭で有名です。2022年はコロナ禍ではありながら、1月27-30日に開催されるようですね〜https://www.bdangouleme.com

アングレームには、私は2019年の春に、ボルドーに行ったついでに訪れたのですが、田舎らしい風景がありすごくいいところでした!でも私が思うアングレームらしい風景は映画の中には特になかったかな〜と思います。アングレームは、お酒で有名なコニャックに近く、昔は川を水路としてコニャックが運ばれていたので、私としては川の風景がとても印象的でした。アングレームを舞台にした映画はちょっと珍しいので観たくなってしまいますね〜もしかしたらこの映画はアングレームのプロモーションの一環なのかもしれません。

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