シロと出会って、最初に起きた革命

痩せなきゃ、と思いました。

今の彼であるシロと出会った当時。私が30歳の時。
体重は85kg近くありました。
それまで、自分自身のことなんてどうでもよかったです。だって可愛くないし。子供の頃から太っていたし、顔も、とある芸人さんがいうような「ちょうどいいブス」ってやつかなと思っていて。特別自分という個体に価値があると思っていませんでした。
だけど、自分が生み出す同人漫画のことは好きだった。
既存のキャラクターに惚れ込み、愛でるように漫画を描く。公開することで同じキャラクターを愛している人からフォローされ、愛しさを共有できる。その行為がとても居心地よかったんです。よっぽどのことがなければ傷つかないし、友達もできるし、実際友達がたくさんいました。
ここでなら認めてもらえる。同人活動が、自分の居場所だと思っていたんです。

だけど目の前にシロが現れて、世界が一変してしまいました。
当たり前だけど、同人をしている時と違ってシロは私の漫画を読んでくれるわけじゃないし、漫画がコミュニケーションの入り口にはならない。
そもそも私はシロに自分の巨体(正確には身長は低いので、とにかく横に広い身体でしたが)を晒している。恥ずかしい、とまで思っていませんでしたが
「一人の女性」として見られるには無理がある…と、感じました。
太っている事を否定するわけではありませんが、結局、そう思うってことは、私は自分自身の体型に対して納得していなかったんです。
それでただ漠然と

このままではダメだ。痩せなきゃ。そう思いました。

結論、1年半かけて-37kg。
半年かけて10kg程リバウンドして、現在は-27kg程度と行ったところです。
今はあまりダイエットに重きを置いていませんが、痩せて自分の容姿を認められるようになってから、あまり感覚が変わっていません。
これ以上のリバウンドは望んでいませんが、あまり焦っていないのは、ダイエットについてかなり勉強したおかげです。もう急激に痩せるのはよくないと考えているので、また徐々に体重を戻していこうと考えています。
ダイエットで何をしたのかや、また新たにダイエットを始めるときは、別でnoteを書けてたらいいなと思います。

ちなみにシロから「痩せたね!」と言われたことは一度もありません。。。
どう見ても痩せてるんですが、他人に対して言及しないのもシロの良いところであり、不器用で可愛いところでもある、のです…。。。



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