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自律神経の話


ガン宣告受けた48歳の9月。
自分の身に降りかかった事態より

「両親になんて話せばいいんだろう」
…という思いが頭いっぱいに広がって1番悩ましかった。


子も孫も成長して晩年期をめちゃくちゃ謳歌している
両親にとてつもない爆弾を投下せねばならない。

末の次男坊も大学に入学した年。
母親卒業宣言も済ませ、
やるべきことはやった充実感を味わっていたので
自分自身については

「なっちゃったものは仕方がないから、がんについて日本乳癌学会の本を熟読して脳内チャートを作り上げなきゃ」という、持ち前の好奇心が良い方に作用したように思う。

それよりもこの時期でよかったありがとう!
という気持ちの方が強かった。
夫の職業柄、子育ての総責任者は私だったし、
次男坊が志望していた大学に合格できた時に私の役目はひとつの区切りを迎えたな…と思っていた。

5年生存率で「5年はいけるか」と思い、
「53歳か、ちょっと早いな」とも思った。

人間は死亡率100%
いつもそう思って全力投球パワープレイ人生なので
病気や寿命など自分で決められないことには、
クヨクヨしないようにしている。

乳がん手術から630日

タモキシフェン服用から610日


そんな今日、一年に1度の血液検査と腫瘍マーカー
の為に総合病院に行ってきた。

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結果は数値が高くもなく低くもなく、腫瘍マーカーも異常なし
健康優良体であった。

ガンが見つかる少し前に受けた職場の健康診断でも
血液検査も抜群によかったんだよな。

世の中には不摂生でいろんな値がハイになってる人の方が多いのに、
健康優良児にガンが見つかるのだから人体は不思議に満ちている。

身内に既往歴なし、
お酒タバコもせず痩せ形で栄養状態は優良、
適度な運動してたけどガンになったわ。
ぜんぶ「乳がんになりやすい人の傾向」の逆バリ人生だったんだけど。そういうのもあてにならない。

閑話休題

飲んでる薬タモキシフェンも610日。
副作用も気にしなくなったら無くなったような気もするし、更年期症状か副作用かわからない。
どちらかというと更年期症状も比較的軽めでは?と思う。

私の場合、乳がん発覚の3年前くらいから交感神経が優位に立ちすぎて24時間交感神経のスイッチ押し込んだままという脳内バグが起きていて寝ようとすると動機が浮いたり、クインケ浮腫という突然目が土偶のように腫れたり、河童かよ!くらい頭から汗が吹き出していて各科でいろんな検査してもらったけど異常が見つからず、結果婦人科の先生に勧められて
「えー!行くのイヤだよー!」
と抵抗していた心療内科で交感神経が出過ぎだと指摘され投薬治療している。

おかげで不快な河童も土偶も動悸も治まった。
専門家と薬のおかげだよ。

たぶんこれがなかったら、
今の薬の副作用や更年期症状ももっとあったかもしれないな…と思うので身体っておもしろいようにできてるなって思う。

更年期症状や副作用強いなって方の参考になればと思い記載しました。

自律神経のこの解説は分かり易かったのでおすすめです。

SNS医療のカタチは毎回、内容がとてもいいので医療リテラシーを上げたい方におすすめです。


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