髙木さんちの嫁の日記

父はもう歳で、手術はしないと、判断した
市民病院では治療をしない患者さんは置いてもらえず、緩和ケアのある病院を紹介された
母の家から近い事もあってそこに転院した
そこでも扱いは酷く、治療しない患者さんはお金にならないと言う事で、精神科のある老人病院に転院になった
認知症もあった為、精神科のある病院を紹介された
そこは、昔からよく知っていて、本当に精神科の必要とした人が入院や、通院している病院だった
子供の頃から知ってるから、いい噂は聞いた事はなく、少し怖いイメージもあった
ここに父を預けていいのか？不安になった
でも、家では母と介護は出来ない
お願いするしかない
父はひどい認知症ではないから、入院する時、
「俺も帰る」と車椅子から降りようしていた
「また来るね」
母と帰った　
残酷だったかなぁ？
今は、少し後悔してる
もし、大金持ちでヘルパーさんとか呼べる立場なら家で見ていただろう
ごめんね　お父さん
　続く