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仕事を「趣味のようなものなので」と言えなくなったわたしはダメだろうか

わたしのパートナーはいつも一日20時間くらい働いていて(ちょっと盛った。18時間くらいかも)、「仕事は趣味みたいなもの」と言う。そりゃ趣味じゃなきゃそんなできないでしょうよ、と思う。笑

そこまで極端な例はさておいても、仕事を「趣味のようなものだからたくさんできちゃう」と言う人はときどきいます。その感覚はすごくわかる。だって、わたしがそうだったから。


でも最近は、「仕事≒趣味」と思っていた自分はもうほとんどいないような気がする。


「趣味のようなものだから」と言えるのはすごく美しいと思う。変な欲がなく、純粋にお仕事を楽しんでいるような感じがするから。

でも、逆に「仕事は仕事なので」と割り切ってクールにお仕事をする方もかっこいいなと思う。プロフェッショナルとして働いて、正当な対価を受け取っているような感じがするから。


わたしはどちらにもなれていない、中途半端な状態だなと最近思います。


いま生業としている情報発信は大学時代に始めました。発信することが好きだったから、それはブログという趣味になった。

だけどだんだん規模が大きくなるにつれ、趣味レベルではできなくなったから、それは副業になった。そしてやがて副業レベルではできなくなったから、それは本業になった。


趣味と仕事の定義はいろいろあると思いますが、わたしは次のように捉えています。

・趣味…たとえそれで全然儲からなくてもつづけられるもの。
・仕事…ある程度の報酬が得られないとつづけられないもの。

わたしにとって、noteやブログで文章を書くことは趣味。SNSで発信をしたり、動画を作ったり、商品を作ったりすることはお仕事です。

まだ副業にも本業にもなっていなかった間は、SNSの発信や動画の制作も「趣味」でした。でもいまは「仕事」。同様に以前からやっていたブログやnoteのほうはいまだに趣味だといえるのに、なにが違うのか。

たぶん人には、

A. いくらやっても楽しくて、趣味だと思えること
B. ある一定までは楽しめるが、それを超えると割り切らないとできなくなること
C. いくらやっても楽しくないこと

があるのかなと思います。わたしの場合、ブログやnoteはAで、SNSや動画はBなんだろうな、って。

ちなみにブログやnoteに関しても、厳密にはAの一択になるわけではありません。この記事のように、特にマネタイズを目的とせず、ただ書きたいことを書いているときはA。でも、マネタイズを目的として書くアフィリエイト記事などは、Aではあるけれど少しB寄りになります。

加えてわたしは非常に飽きっぽい性格なので、たいていの物事はBに分類されてしまうのではないかという気がして不安になります。だいたいなんでも一定まで楽しめるけれど、あくまで「一定」だから、「本気」で楽しむ人にはきっと勝てない。


わたしは趣味のように感じられる仕事はもちろん好きだし、仕事と割り切ってやる仕事もちゃんと好き。だけど、「いまの仕事は趣味のようなものなので」と笑顔で言えていた頃の自分のほうが、なんだかきれいだったように思うのです。無邪気にそう言えなくなった自分はダメなのかな、と最近もやもやしている。

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