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わたしのYouTubeチャンネルの収益が5月に大きく減った理由【YouTube運営】

こんにちは☺︎
YouTube「みおりんカフェ」やブログ「東大みおりんのわーいわーい喫茶」を運営しているみおりんです。

わたしの運営するYouTubeチャンネル「みおりんカフェ」では、今年2月・3月・4月と比較的高い水準で収益が安定しつつあったのですが、5月になってがくんと落ち込みました。

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動画の投稿本数(ライブ配信のアーカイブは除く)は2月・3月が5本ずつ、4月が8本、5月が6本だったので、「投稿数は減らしていないのに収益が大きく減っている」という状況でした。

これにはちょっと不安になり、6月の頭にその原因の分析を行いました。その結果わかったことがあったので、書き留めておこうと思います。

5月にYouTubeの収益が大きく減った理由

もちろん原因は一つではありませんが、最大の理由は「文房具関係の動画および勉強ルーティンの動画をほとんど出さなかったから」でした。

これは、これまでの動画投稿数と再生回数、収益を月別に比較し、再生回数の多い動画を眺めていたらわかりました。。至極シンプルなことで、分析とすら言えないことではあるのですが、「5月は再生回数の伸びやすいジャンルの動画を投稿しなかった」ということです。

わたしはこれまで一貫して、「その時々で最もリクエストの多いテーマで動画を作る」という方針のもとYouTube運営を行ってきました。その結果、自然と月に1,2本は文房具や勉強ルーティンの動画を作ることになり、そうした人気ジャンルの動画を中心に再生回数が伸びて収益につながる、という流れができていました。

5月はここをいつもより少し感覚的にやってしまい、すぐには再生回数にはつながりづらいようなテーマの動画を出してしまう結果に。特に、2〜4月の好調の要因に「文房具系の動画が多かったこと」があることに気づかず、一度も文房具をテーマに扱えなかったのが敗因でした。

文房具に関しては、本当にドーピングかというレベルで再生回数が伸びやすいため、やや意識的に避けてしまった部分も否めません。わたしは文房具を専門に扱うYouTuberではないので、もっと本質的な勉強法を伝える動画を中心に…という気持ちがどこかにあります。

また、最近チャンネル登録者の構成が変わってきたことも要因として考えられます。以前はほとんどが中高生の視聴者さんだったのですが、現在ではこのような感じで結構世代がばらけているのです🤔

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YouTubeで動画を公開すると、まずチャンネル登録者さんのところに表示され、登録者による再生回数が多かったり再生時間が長かったりすると、「良い動画だ」と判断されて初見のユーザーへのおすすめにも載りやすくなる仕組みになっています。

ここでたとえば「大学生の勉強法」というテーマで動画を公開した場合、21.7%を占める18〜24歳の視聴者さんのうち何百人かが視聴してくれることになりますが、それ以外の方からはなかなか再生されず、「チャンネル登録者があまり興味を持たないコンテンツ」との判断になってしまいます。そうすると初見ユーザーへのおすすめにも載りづらくなることが考えられ、再生回数の伸びはなかなか見込めません。。

というわけなので、手っ取り早く動画を伸ばすには「普段視聴してくれている人の多くが興味を持つテーマ」を扱う必要があります。おそらく文房具や勉強ルーティンは年齢層を問わず多くの方に再生されやすいテーマであるがゆえ、伸びやすいのではないかなと考えています。

逆に5月は「高校生におすすめの参考書」「大学生のWebマーケティング勉強法」「社会人3年目のデスクツアー」など少し対象を絞りがちなテーマを多く扱ってしまったのが敗因かな…と思います。

6月にとった戦略

これを受け、6月には「文房具系の動画とルーティン系の動画を優先的に出す」ということを決めました。

ですが、じつはこのころ体調を崩してしまったこともあり、5月の半ばから6月の半ばまで動画を出すことができない事態に。結局、6月の公開動画は次のような4本になりました。

・6/14「おすすめシャーペンTOP10」
・6/17「副教科の勉強法」
・6/22「基本のノートの選び方」
・6/26「やる気が出ないときの勉強ルーティン」

そして、6/30の19時時点での再生回数はこんな感じです。

・6/14「おすすめシャーペンTOP10」:4.0万回
・6/17「副教科の勉強法」:3.3万回
・6/22「基本のノートの選び方」:3.1万回
・6/26「やる気が出ないときの勉強ルーティン」:1.4万回

これだけだといまいちわかりづらいですが、5月の公開動画と比較してみると、6月の結果はかなりよかったことがわかるかと思います↓

・5/3「小学生時代からの勉強ルーティン」:4.1万回
・5/11「大学生のWebマーケ勉強法」:5,200回
・5/13「苦手科目の勉強法」:1.9万回
・5/15「やる気が出ない人へのメッセージvlog」:1.6万回
・5/22「デスクツアー」:1.1万回

これらは公開から1カ月以上経ってのスコアなので、6月のほうが優秀だったことがわかります🤔

6月のYouTube収益の結果

そして、気になる収益がどうなったかという話なのですが、前述のとおり6月は6/1〜6/13の約2週間まったく動画を公開できなかったので、1カ月単位の収益で言うと5月に負けています。

ただ、動けなかった時期に関しては原因が明らかなので、ここでは動画を公開できた6/14〜6/28の収益を単純に2倍したもの(6/14〜28の15日間を2倍すると30日になるので)を6月全体の収益とした場合でグラフを作ってみました。

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もちろん単純に2倍してしまっているという部分はあるものの、「もし6月中旬からの戦略で1カ月がんばっていたら、これくらいになっていたはず」という数字はやはり悪くないものになっています。3月ほどではありませんが、2月の水準は超えています◎

まとめ

というわけで、わたしのチャンネルで5月の収益が大きく減った理由と、6月になって盛り返した理由をまとめてみました。そんなに高度なことはなにもなく、シンプルに「多くの人に再生されるジャンルをしっかり押さえる」ことが大事なのだなという学びです。

明日から7月に入りますが、7月も文房具系・ルーティン系は最低1本ずつ押さえた上で、その他時期に合った適切なテーマの動画を作っていきたいと思います。

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