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バンド活動再開!(緩く)

2日目のスタジオが終わった後、S君(ドラム)とNさん(ベース)と飲みに行った。俺は、スタジオの感触は割と良かったが、本格的に活動するのは「うーん。。」という感じだった。

Nさん「今日演奏した以外に曲ってあるの??」

俺「前身のユニットでやってた曲が6~7曲、バンドアンサンブルにできるのは、2曲くらいですかね」

S君「てことは、今日の曲入れて、手持ちは3曲くらいか。。あと、3曲くらいは作りたいですかね」

俺「え、いや、バンド始める??」

俺は、正直、ちょっと躊躇していた。今までバンド活動に人生をかけてきたが、プロのバンドマンになる事を諦めた同時に、バンド活動自体(音楽活動)も辞めようと思っていたから。大袈裟に言うと、もう音楽とは関係ない別の人生を生きていこうと思っていた。そのくらいの覚悟をもって辞めた。

S君には別のバンドもあって、掛け持ちもキツイだろうなと思ってた。Nさんも会社の先輩とはいえ、ベースは初心者の為、俺が作ってきた曲にイメージ通りのベースをのせる事は難しいだろうし、とはいえ厳しく追及もできないだろうなとも感じていた。

しかし、、、

S君「アニキとバンドやってみたいので、皆、やれる範囲でやってみませんか??」

Nさん「是非!俺はついていく立場だから、頑張ります!!バンド活動やろう!」

俺「うーん、、、、、、S君もFREEKSあるんだから、こっちにそんな力入れなくて良いからね。 じゃあ、そこまで気負わずにやる感じにしますか。少しでも活動に「きつさ」を感じたらやめよう。」

Nさん「じゃあ、次のスタジオは今日の曲と、リーダー(なぜか俺がリーダーになっていた)の2曲をやってみますか??」

S君「そうですね。あと、バンド名を決めませんか??」

Nさん「あ、バンド名か!どうしようかね」

俺「ジェシカ(JESSICA)」はどう??

外国の女性の名前、当時の海外ドラマで「ジェシカおばさんの事件簿」が好きだった事、響き、まーあんま意味はなかったのだが、

Nさん、S君とも「うん、良いんじゃない?可愛い感じだね」

という事で、、、2003年8月頃だったような、、、

プレッシャーもそこまでかけず、あくまで、緩くという感じで、

バンド名「JESSICA(ジェシカ)」としてバンド活動を再始動する事になった。

この2ヶ月後に、初ライブをやって、レコーディング、S君の活動状況の変化などがあり、なんと、S君がうちの会社に就職する事になるのだが、これはまた、別の話




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