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光る君へ

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本名は百人一首から名付けられたものの 恥ずかしながらまったく素養が無く 博識な皆さまの仲間入りさせていただきとう存じます。
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#あさきゆめみし

「私は日記を書くことで、己の悲しみを救いました」 藤原寧子

光る君へ、振り返り 第15話、藤原寧子の、この台詞。 藤原寧子の蜻蛉日記が、後の紫式部日記、源氏物語につながるという壮大な展開の脚本。 史実は別としても。 まひろが旅先で、愛読書の作家さんと登場人物に偶然出会って、本物!、本物!と盛り上がってるところ、登場人物であった道綱は、いける♡と勘違い。そうじゃないのに。 大石静さんの、道綱の兄上の書き方が、いい。 この後の回で兄上が、いい女がいてさ〜、まひろって言う…などと道長に話した時、道長のギラリとした目線で一瞬殺されかけてた

道長、いい男……!!そして、烏帽子はいつも。

えもたす道長、いいなあーーー! この場面、柄本佑さんの提案で台本に加えられたそうで。 子ども時代からの確執を経て、御簾を押し開けて死に行く兄を抱きしめる道長。 御簾を押し上げて入って来るシーンと言えば、 長男道隆も、帝の御簾内に乱入していたのだった。 その何という違い。 この動機、エモーションが、人望なのだよ、伊周。 抱擁に至る前、道兼が道長を「お前が倒れれば我が家は終わる。二度と来るな。」と遠ざける。 Twitter(X)では早くも、この時道兼が思う我が家とは、兄弟三人