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憂いの篩

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離婚訴訟、離婚後共同親権などが中心、 私が見て来たことを書きます。
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#離婚調停

“女性のDV被害”や“シングルマザーの貧困”に関して国連が日本政府に勧告 「無視することは憲法違反になり得る」

以下、弁護士JPニュースより抜粋しました。 弁護士団体が国連委員に問題を訴え 11月1日、CEDAWにレポートを提出し、実際にジュネーブまで渡航して会議に参加した、「DV虐待を許さない弁護士と当事者の会」の石井真紀子弁護士らが会見を行った。 同会は、「日本の家庭裁判所はDVや虐待があっても親子の面会を強制してきた」「裁判所がDVや虐待を見抜けず適切な判断ができないことが事態を深刻化させ、調停などの手続きも被害者の加害となり得る」との主張を行っている。 2026年までに

長風呂娘と、脳の傷、広木克之先生

実家の浴室は、古い。 予算の都合で、簡単なリフォームしかしていない。 だから、壁や床、水栓はきれいだけど、 型は昔ながらの深型だ。 娘に、たまには湯船に入ろうと言うと、面倒なのか、ぎゅっとしかめっつらになった。 その顔に笑ってしまう。 シャワーだけだと温まらないよ、と私。 娘は、古いから入りにくいと、ブツブツ。 前住んでいた借家と、そう変わらないけどな。 しかめっつは、その割に、長風呂だ。 時々しか物音がしないから、ぼんやりしているのかなあ。 入ってから、やがて1時間以上

ラインを超えて

断捨離中に見つけた。 この本の存在を、私はすっかり忘れていた。 数年前、読んでは本棚の奥にしまい、読んではまた、しまい。 繰り返し読んだページがあったと思い、開いてみたら。 力一杯線をひいた書いた筆圧や、 参考書でもない本にラインを引いてあることに、我ながらギョッとする。 子どもに本を大事にと言っているくせに、この本はなぜ乱暴な折り皺までついてしまったのか。 あの頃、毎日毎日逡巡しながら、きっと差し迫った気持ちで、書き込んだのだと思う。 もしかしてあなたも 週末に、一緒に

新しい一歩

長らく、身体が自在に動かず、頭は相当煮詰まっている。 動けないのは苦しい。 買い物、食事を用意する、洗濯、子どもの用事、これだけをなんとかやっている。 ぼろぼろだ。 児相の担当者が掛けてくれた言葉を思い出す。 “勇気を持って別居して、離婚の為に動き出したんです” “始めたんです、必ず終わります”。 別居後に元夫が私の家に来て騒ぎ、パトカーが4台も来て、騒ぎが落ち着いた数日後だった。 相手が私の家で“誘拐犯がいます!!”と騒いだのは三回だったから、どの時だったか。 騒ぎは落ち

ダンブルドア 一時的に痛みを麻痺させれば、あとになって感じる痛みは、もっとひどい

"Numbing the pain for a while will make it worse when you finally feel it." 「一時的に痛みを麻痺させれば、あとになって感じる痛みは、もっとひどい」 Goblet of Fire, CP 36 夕べ、娘と読んだ。 絵本の読み聞かせというのをしなくなって久しいが、今でも私が読んで娘が聞くスタイルなのが、ハリーポッター。 お互いの都合で毎晩はなかなか読めず、結局一冊を何ヶ月かかかって読んでいる。 娘はソフ

子どもの為に耐えている人へ

夫といるのは苦しい 帰宅時間になると緊張する 土日や連休、一緒に過ごす間はいたたまれない 仕事帰り、運転中、家事をしている時、 子どもの顔を見ている時も、不意に涙が出てしまう 一日に何度も叫び出したくなる 車で一人になった時、叫んでしまったりもする でも、 何とか切り抜けなくては 子どもはまだ幼なくて 子どもはパパが大好きだから 子どもが寂しい思いをするから 私一人では、きっと子育てしていけないから(実際その通り。後述する) それに 夫婦はお互い様だから、とか あなたが

親権は、義務ではあるが、権利ではない。

加藤諦三 子供にとって最も望ましいのは、両親が仲良いこと。 次は別れる事。 子供にとって最悪は、不和な両親です。