地元の産業祭に行ってきた
今日は地元の産業祭に行ってきた。私の地元は、埼玉県上尾市。
在住の市まで明かすのは、どうなんだろうと思う古参ネット民だけれど、仮に私が上尾在住だと分かったところで、女性人口11万人から特定出来る訳もなし。
そもそも、私の居住地を特定しようと思うくらい強い愛か憎しみがあるファンやアンチはいないと思うので(辺境noterで良かった)
この産業祭は、今年で48回目となる歴史があるお祭りである。最近はご無沙汰だったが、以前はちょいちょい顔を出していた。
お祭りの概要としては、地元上尾の企業や自治体が、例えば無料相談会を開いたり、体験をしてもらう事でPRするのがメイン。「産業」祭だからね。
でも、これだけでは、当然幅広い客層を呼び込めないので、屋台やステージショーがある。
私が今回久々に行く気になったのは、11/23に封切りになる「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」で、上尾支部長役を演じた俳優さんのトークショーがあると知ったからだ。
「翔んで埼玉」に関しては、私もこのnoteで記事にしている。
もちろん、続編である「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」も劇場に観に行こうと思っている。公式も頑張って封切り前に色んな角度のPRイベントをしているので、もしかしたら、このトークショーもその一環なのか、逆に上尾市側が便乗してお願いしたのかは定かではないが、「翔んで埼玉」ファンである私は、こんな激近でイベントがあるなら行かない理由は無い。
原付で現地まで行ったが、既に駐輪場は一杯だった。誘導の人がここ停めていいよと指示された枠線からはみ出た所に停めた。
トークショーまで20分くらい時間があったので、食べ物の屋台を見て回った(やっぱり食べ物)
今日は雨は降っていないものの、風が非常に強くて寒い。
そんな中、高所作業車の体験会が行われていた。
うわー……よりによって、こんなに風が強いのに、大丈夫かなと心配になるくらい高い。ヘルメットをして固定ベルトを付けているとはいえ、かなり怖いんじゃなかろうか。
屋台では焼き牡蛎があったが、この間行った牡蠣小屋の大きな牡蠣を見た後だったので、ちょっと小さいかなーとスルー。その他も唐揚げとかフランクフルトとか、お祭りお決まりの物もあったが、素通り。何処ででも買えるようなフードをここで買ってもなと。
豆腐屋さんが、おからドーナツを売っていたので、それは買った。何故なら、地元の豆腐屋さんがおからドーナツを店頭に置かなくなったからだ。他にも色々回ったが、あまり食指が動かず、トークショーの時間が近くなったので、ステージに移動した。
直前にやっている「アンパンマンショー」が最後の撮影サービスタイムに入っていた。
アンパンマン達の着ぐるみは、今日に限っては暖かそうだなーと、寒さに震えながら夢の欠片もない事を思った。前にも書いたが、私はアンパンマン世代から外れているので、アンパンマンに思い入れは無い。
11時になり、トークショーが始まった。
「翔んで埼玉」1作目から、上尾支部長を演じている佐野泰臣さんが実際の「翔んで埼玉」の衣装を身にまとって、ステージに上がった。
私はドラマをあまり観ない人なので、申し訳ないが、存じ上げない俳優さんだったが、何でも昔、「3年B組金八先生」の金八先生の息子役を演じた俳優さんだとか。
司会進行の女性とトークショーが始まったのだが、やっぱり俳優さんというか、芸能人の方ってトークが上手。当たり前だが、緊張もしていないし、「寒いけど大丈夫ですか?」って観客を気遣う余裕まである。司会進行の女性もそうだが、佐野さんも全く噛む事もなく、トークを順調に進める。プロだなー。
佐野さんのトーク内容を要約して記す。
「翔んで埼玉」の各支部長役はオーディションだった。
佐野さんは、上尾どころか埼玉に縁もゆかりも無かったが、昔、大宮と上尾に住んだ事がある子にフラれたとアピールして受かった(オイオイ)
上尾の事をちゃんと知る為に(上尾市民に怒られないように) 市役所や文化センターに訪問して、上尾の事を勉強した (後で調べたら、佐野さんのブログで上尾に来訪している記事があった)
上尾出身の「我が家」の2人に撮影で会って、「上尾出身なの??」と嬉しそうに詰め寄られたが、違う事を話したら、残念そうに舌打ちされた。
支部長達は、役の市の名前で呼び合っていたので、「上尾さん」と呼ばれていた。
主役のGACKTさんに、「上尾さんいいね!」と演技を褒められた。
1つここだけの話と銘打った秘話があったが、それは良心が咎めるので、載せられない(予測の着く事で、そんなに大した話でもなかったけれど)
トークショーの後半は、上尾市の職員さんを交えて、上尾の新しいご当地B級グルメである「上尾串ぎょうざ」の紹介をしていたが……。
上尾串ぎょうざの定義
1, ギョウザの具を肉で巻いて、串に刺してあること
2, ギョウザの具は、特に限定しない
3, 形や大きさ、タレの味やその有無は限定しない
4, 串は、竹串に限らず、串状のものであれば良い
ちょっと待て待て!!!
これって何でもありになるじゃん……。つまりは、出す店ごとによって個性が付けられるという利点がありながら、「これが、上尾串ぎょうざだ!」というビジュアル面の特徴がバラバラになってインパクトが弱くなるって事なんじゃない?
インパクトのある名物がこれといって無い上尾ならではといえば、それまでだが(ボソッ)
11時半になり、ピッタリ30分でトークをまとめあげた。やっぱりプロだ。なかなか面白いトークショーだった。
自治体イベントって、手作り感があって、良い意味で洗練されていなくて、ほのぼのして楽しかった。それとトークショーを観て、「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」も今まで以上に楽しみになった。
上尾の秋の風物詩だが、また来年是非訪れたい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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