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世のため人のため出来ること (2)

今日から三連休。

働けなくなってウダウダしていた闇落ち期からようやく抜けて「社会人生活」に戻る事が出来た。

何だかんだ働いて1ヶ月。仕事が多過ぎて覚えられなくて四苦八苦していたが、徐々に慣れつつあり、精神面も安定してきた。やっぱり家で引きこもって不安や罪悪感で病むよりも働けた方が健康的だと実感した。

前置きはこの辺にして、今日は地元のイオンモールに献血バスが来たので行ってきた。

前回、献血した記事はこちら。

献血ルームだと体重をその場で測らされるのが死ぬほど嫌だったので、献血バスが地元に来るのを待っていた。

来た来た。贅沢を言えば、より自宅から近いショッピングモールの方が良かったのだが仕方ない (来るかどうかも分からんし)

しかし、外は真冬に戻ったような寒さの上にみぞれ混じりの雨。こんな日に外出するのは……。ラブラッド(献血アプリ)で予約状況を見ても、夕方近くの15時半しか空いていない。出来れば午前中に行きたかったので悩んでいた。

予約が取れないという事は、予約特典のモバイルバッテリーが貰えない。

いやいや、お礼目当てで行くなんて人としてどうなのか、浅ましいだろう。それに私には献血を続ける理由が他にある (前回の記事に書いたので端折る)

とにかくモバイルバッテリーの事は忘れて、イオンモールに行こうと小雨の中、原付を走らせた。

受付テントの前では案内するスタッフのお姉さんが「雨でお寒い中、ご協力ありがとうございます!」とテントの中へと案内した。中でもスタッフのオジサンがすっかり恐縮して非常に腰が低く対応していた。

それもそのはず。献血後にメールが来たので知ったが、本日のこの会場、採血量が足りていなかった。

私がアプリ会員だと告げると、「ご予約なさってますか?」と聞かれて、予約が取れなかった旨を話すと、「大丈夫です。予約枠に入れておきますのでモバイルバッテリーを後でお渡ししますね!」とのこと。

やったーモバイルバッテリー!!(※顔と声には出していません)

寒い中、来てみるものだ。そして、私の登録者情報を見たお姉さんに「何と今回で66回目ですか! ベテランさんなんですね」と感心されて、「は、はぁ……」と曖昧な返事をする。66は語呂がいいな。

しかし、そのすぐ後に絶望が待ち受けていた。

スタッフのオジサンが、「それでは、この体重計に靴のままお乗り下さいね」と。

「うぇええええええええ!!??」

前回はギリギリ心の中で収めていた事が、今回は臨界点を超えてガッツリ声に出た。「バ、バスでも測るんですか……?」と思わず聞いたら、「以前はルームだけだったんですけど、ついこの間からバスでも測るようになったんですよ」と。

オーマイガー!!! 何の為に私はルームを避けてバスを待っていたんだ(心の叫び)

私の絶望の様子を見かねてか、スタッフのお姉さんから「サラッと測るだけので」とフォローされた。サラッとだろうがしっかりだろうが、数値はキッチリ出るだろうよ……と泣きたくなったが、大人なので素直に乗った。

その後に問診だったのだが、威圧感があるかと思えば、妙に優しい言葉を掛けてくれたり人柄が読めない先生だった。血圧が上が160あって、「今日は寒いから上がっちゃったのかもしれないですね。他は献血するには充分過ぎるほど資格があるので全然大丈夫ですよ!」みたいに言われて、これもまた「はぁ、ありがとうございます……」と言うしかなかった。

何かスタッフさんも問診の先生も元気過ぎて、こっちが圧倒された感じ。

この感じは献血バスの中でも続く。検査のお姉さんも若干圧を感じる話し方で、採血前の血液検査でも指からちょこっと血を抜くんだが、「どの指かご希望ありますか!?」と聞かれて、いやどの指とか……。「どの指でもいいです」と答えておいた。

その後、採血してくれた看護師さんはちょっと神経質そうで機械的な対応だったが、針刺しがめちゃくちゃ上手くて全然痛くなかった。私の腕は採血担当泣かせで針が挿しづらいので、上手い人と下手な人の差がはっきりと分かる。今回は助かった (下手な人だと何回も中でグリグリやられるので)

何とか400ml無事に採れて、隣の休憩バスに移った。そこのスタッフのオジサンは口調が優しげで圧を感じなかったので癒された。ジュースを飲んで15分休んでバスを降りた。

駐車場の献血会場から離れてイオンモールの入口に行ったら、献血の看板持ったお姉さんに、「ありがとうございました!」と言われた。何で献血してきたって分かるの?と思ったら、手にお礼の品が入ったビニール持ってたからかと思った。

けんけつちゃんは前回知ったが、CroKumaって?って思ったら、日赤のキャラクターらしい。

それにしても、ルームでもバスでも体重を測らされるとは……かなり増えているので次の献血の時までには痩せようと心に決めた。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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