Fashion week振り返り
さて、怒涛のFWが9月後半から始まり
ミラノからパリへ行っておりました
毎度思うんだけど
昔は遠い憧れでしかなかったFWの舞台に
今は毎シーズンわたしいるのよね、
となんだか不思議な気分になります
今回はコロナを乗り越えて世界が自由に戻ってきた感がとても強かった
ずっとデジタルショーだったし
前回とかもやっと戻ってきたなー感がもちろんあったけど、
今回レディースシーズンということもあり、
今まで来れてなかったヨーロッパ以外の人たちもみんな久々のFWに集結して
街も各ブランドも関わってる人たちも
なんかパワーがすごかった
そのおかげ?で
わたしたちはショーチームのオプションは入るもののなかなかコンファームしてもらえなくてやきもきしたり、
リリースもたくさんされて悔しい想いもしました
実際アメリカからとか、2.3年来れてなかった人たちが久々に戻って来てるっていうので
わたしみたいなまだnewランクは天秤にかけられることも多かったのだろうという予想
それでも今回は大きな学びになったし
あぁ、ここに自分がいれて本当に幸せだ
と感じれたショーに出会えたことがいちばんの収穫
それがOff-Whiteのショー
今期のブルーに合わせたメイクとヘアとファッションとステージ
生のライブとダンス演出のショー
もはやアート
バックモニターで見ながら何というか、
ゾワゾワする感覚
チームの一体感とか外からの期待感とか
全て合わさってすごいパワーがあのときぶわぁっと出てたように思う
ショーに入るようになって初めての感覚だった
うまく言えないけど
ずっと、ショーってどこか
取り合い、戦い、みたいなとこあるし
そういうの苦手だし
正直撮影のほうが好きだし
ってずっと思ってて
でも、ちゃんとはまるところってあるんだな
って思った
日本にいた頃は、パリコレってすごい!
みたいな感覚だったのが
いざ入ってみれば、’パリコレに入ること’が重要ではなくて
そこでどんなパフォーマンスができたのか、
のほうがよっぽど重要で。
入っても何もさせてもらえないようなチームだってあるし
ブランドネームはあってもほぼ何もしてないなら、自分はやりました、とは言いづらい
小さめのブランドでもメインのショーから外れてたとしても、がっつりちゃんと納得いくことができたことに対してじゃないと
自分は何とも思わないなと思った
どの世界も範囲が広いから
その中での自分はここだな
を見つけるのって簡単ではないと思うけど
やっていったら見えてくるし
年齢と共にいろんなこと変化していくけど
根本大切なものって変わらないんだな
ということにも気づく
そしてもう一つは
念願だったMane kurogouchiのショーに入れたこと
こっちで日本のブランドのショーに入りたい!
とずっと思っていて
今回ようやくその目標クリア
パリでほとんどが日本人のチームでショー作ってる感じがとても不思議な感覚だったけど
素敵なショーでした
自分のスタイルとは少し遠くて、素敵だなと思いながらなかなか買えずにいたけど
mameさんのモノづくりに対する言葉を聞いたことがあって
それで一気に好きになったブランド
他にもミラノもパリもたくさんさせてもらって
コンファームされるのかの不安と戦い
バックステージ行くのはまだまだしっかり毎度緊張して
世界のたくさんの素晴らしい人たちと自分を比較してまだまだだ
とか思うけど
毎シーズンにいろんなとこからミラノやパリに来て会える人や
新たな出会いもあるところはやっぱり
ショーならではの楽しいところだし
ひとまず終わり
頑張った!
またこれからの糧にしていきたいと思います
今後やってみたいこともできたし
自分は色が好きだから
なるべくしてメイクの道に進んだんだ
ということまで感じさせてもらえる瞬間もあった
やっぱり違う世界を見て刺激を得ることで成長できて
人生潤う
と思うのです
mio
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