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2023

あけましておめでとうございます

今年はミラノにて新年を迎えております

クリスマスが最もメインなイベントのヨーロッパではお正月はさらっとしていて
毎度何となく寂しさとか切なさを感じてしまいます

お正月すぎてもまだまだクリスマス


昔なんて友達と遊び呆けて実家にはほとんど帰らず
おせちもお餅もあんまり食べず
それが今ではそんな日本の古風な風習に美しさや趣きを感じるほど成長した模様


外に出て、慣れ親しんだ環境や文化から自分を離すと
見え方や感じ方がまるで変わる

憧れていたり羨ましく思ってたことでも
そこを深く知ると実際はfitせず苦しくなることだってある

大晦日から急に始まった謎の気分が上がらないモヤモヤ

謎とか言っておきながら原因はわかっていて
いつも自分のことをわかってもらえず
自分が見て感じてる角度とは違うところからくる乱される言葉
その人たちもそういうつもりではないのはわかっていても
理解されないことに毎度悲しく辛くなり
また自分の大きなコンプレックスと戦わなくてはならなくなる

そういう人とはきちんと距離取らないとね
と感じながらようやく今日くらいからやっと元気を取り戻してきた


2022年は自分にとっては何というか
しんどくて
いいことと良くないことが両極端にあって
本当だったら味わわなくてもいいようなことが起きたり
改めて海外で暮らすって大変ね、、と思わされたし、自分と向き合わないといけない時間がとても多かった
それを自分が望んでたのかもしれないし、考えさせられるタイミングだったのかもしれない

若いときはこんなに’考える’ってことしなかったように思う
もっと気持ちで動けたり、変な見えない自信もあり、勢いもあって
なのに今では考えて自分の心がなんて言ってるのか、深く向き合わないとわからない

と言いつつ、仲のいい人たちからすれば
考えて答え出せるタイプじゃないやろ、と

そのとおりで結局考えるっていうプロセスをしたいだけで
答えはそのときの感覚だったり、タイミングだったりするんだけど


それでも、ミラノに来てからはとくに時間があるからなのか、コロナとかあって1人時間が多いからなのか、
向き合う時間、考える時間が増えた気がする

でもおかげで、ここ数年のプロセスの意味とか、自分は何が必要でどうしたいのか、とか
ようやく見えてきたような近頃

早くに見出せる人もいれば
遠回りして実際経験してからじゃないとわからない人もいる

自分は完全に後者

ミラノに来る前は、海外に住む
というひとつの夢があって
ミラノとは思ってなかったけどいろんなご縁でその夢は叶い
そしてその後は生活に慣れる
ということにフォーカスを当てざるを得なくて

言葉、文化、食生活など
全てが180度変わって

その後たくさんのブランドのお仕事をしたり、念願のパリコレにも入れて
見たことない広い世界をたくさん見れて
やりたかったことは少しずつ叶っていった

でも成長を感じると同時に、自分がどこを向いていて、何が本当に大切なのか
ここに来た意味
ということがその後のテーマになった


いつからこんな難しく生きるようになったんだろう、と思う

例えば恋愛だって、若い時には’好き’という気持ちだけでいけてたはずなのに
今では相手の気持ちを汲み取ったり、
いろいろ考えてしまうことが優先されて
ストレートに、ピュアに、
みたいなことはできなくなってしまってる
もしくは’好き’の感情すらよくわからなくなってしまってる

大人になるとは
こういうことなのか?
感覚、感情よりロジカルな世界

でもちょっとずつたくさんのプロセスを乗り越えてようやくちょっと見えてきた光がわたしにはあるので
それをこれから大事に持って進んでいってみようかなと思っております
それをまた新しくスタートさせる2023

だからこそ、久々に待ち遠しかった新年

何か変わりそうで
何かワクワクする!

みたいな感覚の年越しは本当に久しぶりかもしれない

もっとピュアに自分とまわりを愛して楽しく進んでいけたらいいね、
と思っております

良き新年に🦋


mio




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