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歴史&戦ってばかりの、【#漫画の履歴書】

マサ兄さんのこの記事を見て
楽しそうなのでやってみます。


「履歴書」とありますが、
時系列じゃなくても良いかしら。
(いつも掟破りの私)


私は漫画が大好きです。
じゅうぶんにオタクの域です。


漫画は成績を上げ、
学問に興味を持たせ、
キラキラと生きるための
糧だと思っています。


「ドラえもん」に熱中した子は
東大生に多い、と聞きますし。


子どもの頃に大好きで
今でも私の信念の一部になっているのが、
こちら、「キャプテン翼」です。

小学生の時大ブームで、
クラス全員で「キャプテン翼」の主題歌を
歌った記憶があります。


登場人物の中で私は
GSGK(グレートスーパーゴールキーパー)の
若林源三くんと
心臓病のフィールドの貴公子
三杉淳くんが大好きでした。


両者とも大豪邸に住んでいます。
結婚したら玉の輿です。


でも、私が大人になってからも
影響を受けたのは、
当時ノーマークだった
松山光くんの生き方です。

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↑この画像はこちら↓から頂きました。

子どもの頃なので
詳細は忘れましたが、
確か松山くんが
天才的なエースの
翼くんや日向くんと
自分を比べて


「自分には天性の才能はない。
 だから努力するんだ」




雪の中、ひたすらシュートの練習を
する場面がありました。
(松山くんは北海道の人です)

後に彼は地を這うようなシュートを
完成させるのですが、
これを読んでいた当時は
感動もときめきも何も無かった自分が、
成長して凄い人に会うたびに、
努力が必要になるたびに、
このシーンを思い出すんです。



才能の無い人は、努力するしかないんだ!


ってね。


松山くん、
取り立てて好きでもなかったけど、
(何か酷いな...)
私が努力出来るのは
貴方のおかげです。
ありがとう。



そんな感じで漫画の力は素晴らしいので、
私に特に影響を与えた漫画を
2つのジャンル別に紹介します。


~歴史漫画~

①王家の紋章

母が好きで買っていて
物心つく頃には読んでいたのですが、

絵が時代を物語っているように、
まつ毛が長すぎたり
リアクションがオーバーだったりで
当時はツッコミのネタとして
読んでいました。
(ファンの方ごめんなさい)


アメリカ人のキャロルが
ふとしたことから古代エジプトへ
行ってしまい、
メンフィス王と結婚。


ヒッタイトの王子やアッシリアの王、
バビロンの王などに狙われる
多角関係に陥ります。


話はツッコミどころ満載ですが
(本当にすみません)、
描写が正確で勉強になります。


お陰で古代の世界史は
大変成績が良かったです。


②アルペンローゼ

小学生のとき
はじめて自分のお金で
全巻揃えた大好きだっだ漫画です。
作者は大御所の赤石路代さん。



有名どころは
ドラマになった
「P.A.プライベートアクトレス」や、
「天よりも星よりも」でしょうか。



アルペンローゼは
第一次世界大戦から第二次世界大戦の
スイス、オーストリアが舞台です。



戦争で記憶を無くし、
家族と別れた主人公が
「アルペンローゼ」という
ことばのみを頼りに
恋人と共に家族を 
探しに行く物語です。


この漫画で
ナチスドイツの鉤十字や残忍さ、
日本が外国に
どのように思われているか、
戦争の悲惨さなどを知りました。



私のヨーロッパ好きは
ここから来ていると言っても
過言ではありません。


それから薔薇好きも。


私は家の花壇で
大きい薔薇を育てていますが、
この漫画で大好きだった
モーツァルトの再来と言われる
音楽家くんの庭が薔薇でいっぱいなのです。


ヨーロッパ好き&薔薇好きは
ベル薔薇ポーの一族
キャンディキャンディ
影響しています。


ただ有名すぎるので、
紹介は控えますね。



③チェーザレ 破壊の創造者

これは男性向けの漫画に入るのかな。
作者は惣領冬実さん。

日本語教師養成講座に
通っている頃読み始めました。

言わずと知れた
チェーザレ・ボルジアの
物語です。


登場人物の服装から建物の細部まで、
また話の内容も
可能な限り史実に基づいて
描かれているので、
新刊の発行が大変遅いのですが
素晴らしい美術作品です。

絵はこんな感じ。美しい。

画像2

またイタリアに行きたいな。


海外を舞台にした歴史漫画ばかりですが、
日本が舞台のものも結構好きです。



日出処の天子ざ・ちぇんじ
なんて素敵にジャパネスク
はいからさんが通る など
日本には素晴らしい作品が
満載ですね!


~ファンタジー、というより戦闘物…かな?~

①暁のヨナ

大事に育てられた姫、ヨナが
16歳の誕生日に片想いの
スウォンに父王を殺され、
逃げながら自らの生き方を探し
強くなっていく話です。


最初から血みどろだし
首は飛ぶし死体は転がるし
少女漫画の域ではない気がしますが、
友を守るために立ち上がり
国のために汗や血を流す。
芯の強い女の子、
見習うところがたくさんあります。


②ボクラノキセキ

暁のヨナはストーリーはともかく
絵がまだ女性向けですが、
こちらは絵も、う〜ん、男性向けに近い?


男性も女性も楽しめる漫画の 
紹介で知りました。


前世で姫だった男の子が
前世の記憶を持ったまま転生。
同じクラスの同級生も
次々に前世を思い出します。



なんとクラスで記憶のある者が皆、
前世の同じ戦争で亡くなったのです。


現代の日本の同級生なのに
過去の敵味方に分かれて
魔法も使い先生に隠れて
ドンパチやる。


その混乱の中でどれだけ
過去の怒りや恨みに
引きずられずに
でも過去の「姫」として
現在の皆の生活を守るか、
悩み、信念を貫こうとする
主人公が素敵です。



現実だってね、
どれが正解かなんて
分からないことばかりだもの。


③クイーンズ・クオリティ

今、唯一私がお金を出して
買っている漫画です。(電子版で)



こちらも戦いばかりです。
あ、でもちょっと
恋愛要素も強いな。



掃除屋さん一族のお話で
掃除することで心の闇と
戦っています。

掃除は心を綺麗にすること。
心を安定させること。


家を掃除しながら思い出します。
お陰で家がきれいになります。


主人公は呪いにより
ずっと酷いいじめなどに
耐えて生きてきた女の子。


理不尽な状況に置かれ続けても、
誰も理解してくれなくても、
どうやって「自分」を保つか。
「自分」を大切にするか。


それを後に恋人となる男の子に
話す場面は感動して
何度も読み返してしまいます。

画像3


↑画像はこの方のブログから拝借しました。



ブレそうになった時
その生き様が励みになります。





本当はもっとたくさん
あるのですが、
紹介しきれないので
やめておきます。



振り返っても
漫画は知識や知恵を与えてくれ、
心を強くしてくれたんだなって
しみじみと思います。



漫画って
絵の美味さだけじゃダメだし
ストーリーだけでもダメ。
美があり感動があり生きる糧になり。

日本が誇る芸術作品ですよね。


大事に守っていきたいと思います。



素敵な企画を立てて下さったのは、
この方です。

おかげ様で
自分が大切にしていることが
再認識できました。


たけのこさん、
良い機会をありがとうございました。


皆さんも、興味があったら
やってみてくださいね。

ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。