チャンスは向こうからやって来る
ようやくメヌエール病の
めまいが良くなってきたな、
と思ったら
風邪をひいて
風邪から喘息発作が
出てしまったので
点滴をしに行きました。
今までは
点滴を3日くらいすれば
良くなったのに
今回は3回目で
点滴が入らなくなりました。
私の血管、細いからね。
それで、
酷い発作も治らないし
声も出ないので
2週間以上
寝たきりの生活を
していたわけです。
今月は4日しか
働いていません。
体調を崩すと
メンタルも落ちるんですよね。
発作で苦しいし
いつまでも良くならないから。
今回は救急で
病院に運ばれるような
ことは無かったけれど、
この激しい発作で呼吸が出来ない
苦しみ君に遭遇すると
本当に生気を吸い取られます。
長い療養生活、
葬送のフリーレンと、
秋峰先生アドバイスの
生花を飾ることと、
何故か
日本の歴史と
英語の学び直しだけが友だちで、
noteで
こっそり何名様かの
記事を読みに行ったり
れ○さんの不倫の記事で
妄想してみたりしつつ、
※不倫は時間とお金と元気がないと
難しそうだな、という結論に
至りました。
久しぶりにテレビを見てみても
長い間見ていなかったから
面白い番組を探すのが
至難の業で疲れる。
それで、
私なんのために
生きているんだろう。
何の役にも立ってない。
これからどうやって
生きて行ったらいいんだろう。
なんて哲学的なことを
考えて
ようし、
宝くじを買って
高額当選しよう!
それで旅行三昧だ。
うわははは!
と思ったら
ネットが繋がらなくて
買えないし、
それでまた落ち込んで
今ここ。
今さら教養のための
日本史なんて学んで
何の役に立つんだろう。
だけど、
映画とか、ゲームとか、
楽しいことで時間潰しを
しようとすると、
罪悪感で心が落ちる。
幼少期のどうしようもない
自己否定型性格形成が
いまだに影響している。
それで
自分でもどうして
こんなことをやっているのか
分からないまま、
意味なく日本史の本を
ひたすら読んでいる。
そんなとき思い出した。
新人のとき今の勤務校で
お会いしたT先生を。
T先生は簿記の先生で
私の母より年上でした。
着物がお好きで
着物で授業をしている私と
仲良くしてくださって、
一緒に有名店の甘味屋さんへ
あんみつを食べに行ったり
懇意にして下さいました。
朱色のカーディガンに
オレンジの口紅が似合う
色白でお洒落な
初老の先生でした。
その先生が言ったの。
私ね、簿記を勉強しているとき
何でこんなことをしているんだろう、って
思いながらしていたの。
だけど、頑張って勉強して
資格を取ったら
仕事が自然と入るようになったの。
チャンスって
自分から取りに行くこともあるけれど、
頑張ってやっていると
不思議と
向こうから来てくれるのよね。
だから、
これは役に立たないからやらない、とか
これは将来使えるからやる、とか
そういう打算で動くのも
いいけれど、
これはと思ったら
未来のことは一先ず考えずに
集中して頑張って
やってみるといいわよね。
T先生、お元気ですか。
私、何だか良く分かりませんが
今日本史を
勉強しなおしていますよ。
何故だかあのお話を
してくれたときの先生の
素敵な笑顔を
思い出してばかりいます。
発作がおさまるまで
もう少しかかりそうです。
それまで歴史の中の豪傑たちと
仲良くしてみますね。