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エンジニア採用初心者のためのnote #1

エンジニア採用をしている皆様こんにちは。
人事大好きMioです。
人事領域のコンサルティングをしております。
特にエンジニア採用でのご相談が多いと感じるこの頃。

エンジニア採用のご担当になった皆様、これから何をしたらいいのかとご不安なのではないでしょうか?
ITエンジニアは有効求人倍率が7~10倍と言われており、採用難易度も非常に高い。

そんな中で私が言いたいのはただ1つ。

私ができたのだから、あなたにもできるよ!

ということ。

私は文系学科を卒業しました。
巷ではPC操作が苦手なことでも有名です。
WordやZoomの機能もうまく使いこなせません。
そんな私でもエンジニア採用の実務から戦略立てまで行い、バンバン実績を出しています。

そう、エンジニア採用は理系出身者やエンジニアじゃなくてもできるのです!

わー!!!!!♪

…とは言え、やはり他の職種に比べて覚えることが多いのは確かです。
かつ、人にもよりますが、慣れるまでに3ヶ月〜1年はかかる代物です。
要は「根気と学ぶ気持ち」、これに尽きると思います。

  • 私のエンジニア採用に関する歴史

  • エンジニア採用担当になったら何をすべきか?

  • エンジニア採用担当にはどんな能力が必要なのか?

を連載していきます。
今回は、私の過去の苦労から現在までをお話したいと思います。

Mioのエンジニア採用に関する歴史

1.エンジニア採用との出会い

実は私は前職のITスタートアップ企業時代、エンジニア採用をやるつもりは全くありませんでした。
更に、自分が強みとしている労務担当として入社する予定でした。

求人票だけでなく、使用したエージェントさんからも「ここはエンジニアは年間1名程度採用するかどうかで、採用温度は高くない」と伝えられており、メインは労務で採用は補助業務と考えていました。
一次面接もほぼ労務の質問だったので、疑いもしませんでした。

しかし、入社してびっくり。
業務の98%はエンジニア採用、まさかの半年後までに【5職種6名入社】というKPIが引かれ、なぜこんなことになったのかと頭が停止。
なまじベンチャー歴が長いので
「まあ…スタートアップだから仕方ないか…興味もあるしね!」
と切り替え、テクノロジーと無縁の私がエンジニア採用をすることになりました。

この会社には他に人事がいないので、残りの2%で給与計算や社会保険事務、育休者の手続き、国の調査書類作成、年末調整なども担当。
ここで言いたいのは、「労務までやっていたことが苦」とかいう話ではなく、これだけある労務が2%程度に感じるほどエンジニア採用の業務量及びプレッシャーの比重が高かったということです。

2.はじめての要件ヒアリング

「その5職種とはどんな職種なんじゃい!!!」
と言うことで、該当部署に早速ヒアリング。
それは入社初日か2日目のこと。

今でも覚えていますが、全くの初心者である私に向けて言われた要件は以下でした。


React.jsが書けてバックエンドはNode.jsが使える○○さん(社員の名前)みたいなフロント寄りのWebアプリエンジニア 

…( ゚д゚)???

待て待て。今のは日本語で話されたのか?
○○さんて誰??
フロント寄りとは…????
リアクト…?のーどじぇいえす…?

今なら何を言いたいかめちゃくちゃ理解できますが、初心者である私にはまるで通じません。
むしろ入社してすぐコロナの第一波時期で、フルリモート体制になったばかりの会社。
○○さんが誰かもわからない。
ていうか「Webアプリ」てなんやねん!!!!!

…これは勉強せねばなるまい。
そこから私のエンジニア採用に関する勉強が始まるのです。

3.孤独

何をどうしたらいいのかわからない私はひたすらぐぐって何か色々記事を読んでいました。

ちなみにエンジニアの職種名は意外と曖昧です。
その会社特有の呼び方なのか、それが一般名称なのかが微妙なところがあり、その会社では5職種のうち特殊な名称が2職種ほどありました。
そんな事とは知らない私はすべて一般名称だと思っていたので情報を探しましたが、当然見つからず、唖然とします。

IT人事の知り合いもおらず、更にフルリモートでまさに孤独。

エンジニアの方とも話したことがないしどうしよう…ブルブル。
と震えていました。

4.エンジニアと話そう!

いや、これは甘えだ。
「知らない・わからない、だからできない」はいかん。
人事担当として社内の人間と話すことを恐れるなんて言語道断!

と思い直し、各エンジニアと話して教えを乞うことにしました。

勝手な理系のエンジニア像を作り上げていた私は正直最初かなり緊張していたのですが、実際に話してみるととんでもなく素敵な人達ばかり…!
これは本当に嘘偽りなく全員素敵でした。

素人(私)にもわかりやすく教えようという気持ちがすごく伝わるし、何より皆さん私の100万倍賢いのに謙虚で優しい。
会社のカラーが出ているなぁと思いました。

そんなこんなでいろんな事にトライし、エンジニア採用に慣れていくようになりました。
この時の経験からか、今でもどれだけ口下手なエンジニアの方でもスムーズにお話ができるというのが私の特技の一つです!

5.フリーランスへ

フリーランスになってからは以前の記事でも書いたように、当時のエンジニア採用歴を評価いただき、今では複数社のエンジニア採用をご支援しています。

さらに多業界の様々なエンジニア職を知ることとなり、フリーランスになってからのエンジニア採用に関する吸収量は何倍にも増えました。

【今までの経験×ご支援先の社数】だけでなく、今でも勉強は続けており、多くのエンジニアの方ともよくお話するので更に知識が増える…という相乗効果が働いてるのだと思います。

フリーランス以降の半年で

・フルスタックエンジニア1名
・バックエンドエンジニア3名
・フロントエンドエンジニア2名
・データサイエンティスト1名
・業務システム開発エンジニア1名
・Webコーダー1名
・UI/UXデザイナー1名

これだけの実績を出すことができました。
今の所自社サービスが多いですが、最近ではSIerや受託系の会社様のご支援も始まり、幅も広がってやりがいがあります。


メッセージ

エンジニア採用に関わることになった皆さん、これはチャンスです!
やればやるだけ実績が出せる。
そしてくり返し言いますが、私はPC操作もままならないITリテラシーも低めの人間ですが、そんな私でもできます!
一緒に頑張りましょう。

次回、具体的には何をすべきか?についてお話したいと思います。

ご覧いただきありがとうございました!

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