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コーヒーメーカーが壊れたら

コーヒーがめっちゃ好き、というわけでも無いのに、うちにはコーヒーメーカーが3台もある。

デロンギのものが一つ、Nespressoのものがオリジナルとヴァーチュオの二つ。ヴァーチュオは、CHIRA FERRAGNI の限定品に惹かれた夫が購入した。


そのヴァーチュオ、一年半ほど前に購入した当初から、なんとなく具合が悪かった。動かないことがたまにあって、その度に湯通ししたりコンセントを差し替えたりして、なんとなく騙し騙し使ってきたのだが、12月に入って、私が使おうとすると動かなくなってしまった。急に寒くなったからだろうか?

コールセンターに電話して、「カプセルを入れたら、空回りみたいな音がして赤く2回点滅するんです」と訴えた。何度もコールセンターに電話して、その都度「湯通ししたか? 電源は延長ケーブルから取っていないか? バーコードの読み取り部分は汚れていないか?」と聞かれるので、その辺は確認した。取扱説明書の「赤い点滅2回は、水の不足」というのも調べた後だったので、もちろんたっぷり入れてある。

「大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と、コールセンターのお姉さんの謝罪から始まった会話は、いつも通りの3点の確認をされ、「赤い点滅2回なのに水が不足していない」というくだりで、「お客さま、それは故障の可能性がございます」ということになった。故障の可能性を示唆されたのははじめてだ。
「故障の場合、修理ではなくて新品と交換という対応を取らせていただいております」え、なんかラッキー。
「ただ」とお姉さん。「申し訳ないのですが、お客さまのCHIRA FERRAGNI の限定品モデルは現在生産中止になっておりまして……」とのこと。新製品との交換になるという。
「CHIRA FERRAGNI の限定品」が欲しかった夫はちょっと残念そうだったが、私は正直あの「目」が好きではなかったので、とても嬉しいと思った。

Nespressoって、本当に配送が早い。カプセルを注文したら、翌日には届く。今回のヴァーチュオ本体も届くのが早かった。

早速使ってみた。

なんのストレスもなく、ちゃんと使える! すごい! 初代ヴァーチュオは、最初から動きが悪かったぞ!

トラブルへの対応の良し悪しって、その後クレームになるかどうかを決める重要なファクターだ。昔、パソコンのコールセンター業務をやっていたから、とてもよくわかる。Nespressoの対応、迅速でとても良かった。マシンそのものの性能もさることながら、お姉さんの対応の良さに、これからも使い続けるよっ! と思ったのでした。

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