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私が留学を決めた理由

私が留学を決めた理由は―

「自分に自信がなかった」から。

「なんてネガティブな」って思われるかもしれませんが,本音はこれです。

でも,自信がないから留学に行くってどういうことでしょうね。

小学校時代に英会話スクールに通い始めて,英語が大好きになりました。たしか,通ったきっかけは「中学校の勉強に遅れないようにするため」だった気がします。
そんな理由で入りましたが,毎週の授業が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。外国人の先生の授業もあったので,「いつかは海外に行きたい!」なんて夢みたいなことを思っていました。

そして,もっと英語を勉強したいと思って,高校は国際英語科に入学しました。

公立高校でしたが,帰国子女はいっぱいいるし,わたしよりも英語ができる人なんていっぱいいて,衝撃を受けました。
でも,英語は好きだったので,下手なりに結構頑張って,それなりに授業にもついていっていました。

でも,同時に「わたしなんて海外では絶対に生活できない」っていう思い込みが頭の中を支配していきました。
あんなに英語話せる人しか行けないんだと。

結局,高校時代にはチャンスは何回もあったけど,留学することはありませんでした。
(今思えばもったいないことをした……)

大学に入学して

そして,私は大学に入学しました。専攻は英米文学専攻。
なぜかというと「高校の英語の先生になりたいから」
国際英語科の先生は英語力もすごかったけど,何より経験豊富で話も面白かったんです。私もそんな人になりたいなって

英語の教員免許が取れる大学を受けて,関西の大学に入学しました。
普通に授業を受けていても,英語は鍛えられるし,留学生もいっぱいいるし,いい環境だと思っていました。

でも,「やっぱり,英語圏で生活して,その経験を生徒に伝えられる先生の方が生徒により深いことを教えられるよね」
「英語の先生なのに,留学したことないなんて,やっぱり信頼されないかな?」
っていう考えが湧きました。

今思うと,自分の能力に自信がなくて,経験でそれを補おうと思っていたのではないかなと思います。

そして,私はそんな不安を払拭するために留学を決意しました。
自信がないから留学することに決めました。

トビタテ!留学JAPANとの出会い

高校時代にはすでにトビタテ!留学JAPANのことは知っていました。
先生が「給付型の奨学金だぞ!」って紹介していたのが,印象的でした。(笑)

大学に入学して2ヶ月くらいたったときに,大学からのお知らせで,トビタテの説明会をすると見て,「応募しよう!」と決めました。
だって,行くなら長期で行きたいし,留学ってお金かかるし……(笑)

応募を決めて「どんな分野で留学しようかな」って考え始めて,
「私は高校の先生になりたいし,教育かな~」って教育分野で留学を決めて
「あ!ちょうど教職の授業であった『インクルーシブ教育』気になってた!」とインクルーシブ教育に分野を決めて,
「英語圏がいいな~」とカナダに決めて,書類を作りました。

あれよあれよと一次書類審査と二次面接を通過して「トビタテ生」となりました。
合格通知を受け取ったときに,こんな人間が合格していいのか?と思ったことを覚えています。
(このあたりの話はまた書こうかな?)

でも,そのときの私は新型コロナウイルスで留学が延期になることも,トビタテにコミュニティがあったことも,自分でnoteを始めるくらい書くのが好きになることも全く想像していませんでした。

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