「だから人生おもんないねんで。自分で人生を小さく狭めて、おもんなくしてんねん」と、彼はいった
山口へ。
山口にも、山口エリアとか萩エリアとかいろいろありますが、今回は広島寄りの、岩国エリア。とりたててなにもなさそうだけれど(すみません)、わたしはあまり気にならない。
移動には興味があるし、その土地で過ごすことに興味はあるけれども、さほど観光には興味がないので。
松村潔先生がいつだったかマレーシアとかに滞在していたけれど、ホテルとスタバの行き来と仕事しかしていなくって、そうそうこれこれ!と思った。
ただそこにいるだけでいいんだよね。ただそこにいたいだけ。
もう〜!吉祥寺から高速バスで行こうと思ってたのに、運休!
さらに「バスタ新宿からは出てます」というのでバスタに向かったら、遅延!
なんだよう。最初からモノレールで行けばよかったんじゃん!とぷんすかするも、そういえば今日会いにいく謎のメンターY氏のもとで学びはじめてからというもの、いろいろ想定外のことがいっぱい起こる人生に変わっていったのだった。
そもそものわたしのメンタリング初回のひとことめが、「人生はふつうにうまくいってますが、つまんないんです」というものだった。
そこでのY氏の答えは「いつも先回りして賢く立ち回ってるせいで、想定外のことなーんも起こってないんやで。だから人生おもんないねんで。自分で人生を小さく狭めて、おもんなくしてんねん」という痛烈なものだった。
もう、2年も前の話だ。
無事に羽田から出発し、寝ている間に到着。だいたいいつもそう。
着陸の直前に海の上を飛んでいるとき、下の方に虹が見えた。
あわててiPhoneを起動して撮影しようとしたのだけど、じりじりと待っている間に消えてしまった。ちぇ。
さて、着いたらなにをしよう。
今日はY氏と彼の奥さまと夜ごはんを食べるという予定以外は、ノープラン。
空港においしいごはんとかあるのかな。
海がきれい。ちいさな島がそこかしこに浮かんでいる。
写真をたくさん撮る。
機長の名前は松岡さんとのことだったので、離陸や着陸のときに「がんばれ松岡さん!」と心の中で応援していた。無事に着陸。
ありがとう、ANAのパイロットの松岡さん。
ホテルに着くまでもなかなかにハプニング満載で「んもう〜!」の連続だったのだけど、着いたらきれいな青空だし、ホテル近くの唯一の見どころ(失礼)、錦帯橋という日本三名橋から見た川面がめっちゃきらきらしているし、渡ったところにある公園の梅は咲いているしで、のんびりとぶらぶらしていた。
チェックインして、さっそく露天風呂にも入った。こじんまりとしていたけど、目の前が山と空で、ほっとひと息。あったかいな。
19時にロビーまでY氏がお迎えにきてくれたので、そのまま奥さまと3人でお寿司屋さんに連れていってもらう。
岩国の夜、真っ暗。飲食店も21時にはどこも閉まってしまうそう。健全だね。
おふたりの宮古島での生活の話を聞いたり、宮古ならではの不思議なエピソードを聞いたりして楽しく過ごして帰ってきました。
明日は朝から広島方面へ。宮島、そして弥山にいってきます!あんにょーん!
*
文章を書いて生きていくと決めました。サポートはとっても嬉しいです。皆さまに支えられています。あと、直接お礼のメッセージを送らせていただいておりますm(_ _)m