「でしリスト」について
「でしリスト」
聞きなじみのない言葉ですが、わたしも知ったのは2年前、greenz peopleが集う「ピープルサミット」に参加した時でした。
【当日の様子が、詳しく掲載されている記事です】
1、そもそも「でしリスト」とは?
コミュニティの仲間の「できること」と「してほしいこと」が可視化されているリスト
「give me give you list」とよばれ、コミュニティ内のニーズと資源を可視化するためのもの (上記記事より引用)
2、「でしリスト」ワークショップのやり方
この「でしリスト」を使ったワークショップを体験してみて感じたことは、率直に
「楽しい!!」
でした。初めましての人と行ったのですが、その時のやり方を説明します。
①一人のできることを5分間言い続ける
*聞いている人は共感的に聞き、あいづちや質問もする
*いわれたことを付箋などにメモをする
②全員終わったら(4人くらいがちょうどよい)付箋をみあって感想を言い合う
*雑談のような感じで、やってみての感想や、聞いていての感想を言う
③してほしいことを言い合う(3分程度)
*特別にしてほしいことがない場合もあるので無理はさせない
④だれかのしてほしいこととマッチングできることはないかみんなで考える
*自分ができなくても、それをできる人を知っている場合が多いので、その情報も共有しあう
「なんだそれ!!」みたいなできることがあったり、クスッと笑えることがあったり。
始めましての人とも、一気に距離が縮まるし、その人のいろいろな側面をみることができることが何より楽しかったです!
3、自分の活用例
実際に、このでしリストワークショップを通して、私は「大人も子どもも楽しめるカードゲーム」を紹介してもらうことができました!
津和野町で、そのカードゲームを使った授業をしてみました。
とても好評で喜んでもらえました。
その結果を、教えていただいた方にも共有することで、その方との距離も縮まったような気がします。
他にも、津和野町で一緒に「つわのスープ」を行っている仲間ともほぼ初めましてのときにこの「でしリストワークショップ」をやってみました。
これもやっぱり最高に良くて
この時は、4人で行いましたが、実はここから「夜糧」がうまれたのです(^^)
それから、特別にワークショップをしなくても、でしを聞きたい人と二人で行うこともできます。
5分間ひたすら聞いてそれをあとからスプレッドシートなどにまとめて共有するなどもしています。
4、おわりに
grrenzの大事にしている言葉に「いかしあうつながり」があります。
最初これを聞いたときは、正直あまりピンと来ていませんでしたが、「でしリスト」の考え方を大事にすることで、だんだんと理解が進んでいきました。
自分は、この地球上の生態系の一部であり、でもすべてでもある。
全ての生物は今まで、いかしあって生きてきたはず。
自分のできることを出し惜しみせず出してみる。
してほしいことも遠慮せずいってみる。
そうすることで何かが変わっていく。
「でしリスト」
使う人によって良いように使ってみるのがいいと思います。
まずは、身近な人とやってみてみてください♪
意外と自分のことを知ることにもつながったりするかもしれません!
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