音楽女子の徒然・・・【showmoreのstroboを聴くと思うこと】

最近少し人気が出てきたキーボードユニットのshowmore。
アコースティックもやるけれど、
最近はもっぱらサポートを入れての大所帯なバンド編成が多い。

彼らの魅力はヴォーカル根津まなみさんの声や歌う表現力、その魅力を最大限引き立たせるメロディや編曲を行うキーボードの井上惇志さんの相性は絶対的だと思うが、曲の歌詞。
これは最大のアイデンティティなのではないかと思う。

恋愛をテーマにすることが多いその歌詞は、
あまりハッピーなものとは言えない。

毒気や狂おしさ、人間の持つ生々しい欲望と、
そこから生まれる傷や美しい想い、切なさを、
全てさらけ出しながら儚さと清らかさのヴェールで包んだ様な複雑さを持っている。

いつどの曲を聴いても苦しくなる瞬間があるのだけれど、
1曲だけ、少し異色だと思う曲がある。

彼らがまだバンド編成だった頃、
3年ほど前に出した曲

strobo

女性目線で描かれるその世界観は
比較的POPだ。
女性のわがままで、
1時間でもいいと急に出かけたのであろう2人
たくさんの笑顔や一瞬一瞬を
いつか離れても思い出せる様に
全部ストロボをたいて思い出に焼き付ける
そんなストーリー

今の2人の関係はなんだろうか。
とか、
どうして離れることが前提なのか。
とか、
切なさ要素は曲中ずーっと付いてまわる。
付いてまわるが、
そこもひっくるめて、
その瞬間をとにかく留めて置きたいという想い。
私はいつも、励まされるのだ。

どうしても書かずにはいられない今日です。


連絡が来ない日

今日のあなたを

誰かがストロボをたいて

記憶してるかもしれない

その可能性がとても苦しい

狂おしいほどに

私の知らないあなたを

誰かが。。。

その事実が苦しいから

私はいつも

会えたら

電話がかかったら

メッセージがきたら

ストロボをたいて

忘れない様にする

誰にも負けない様に

辛くなったら思い出せる様に

忘れたくなる自分をわかっていても

どこかであなたに

覚えていてほしい

私にだってそんな感情があるんだよ


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