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笑顔でふんわり隣にいよう

私は美容師という仕事が好きです。

私をわかってくれる人とか

全然知らない人とか

相手は誰だったとしても

理解してもらえてなくても

費やしている時間と気持ちを知れば

大概〝本当に仕事が好きだね〟って言われる。


ただその中でも嬉しい好きがあって

今までの道のりを知ってくれてる人の言う好きは

とても温かくて包まれる感じの。。

後押しとか応援ていう

前に出るための力をくれるのではなく

いつも見ているからのびのび好きを貫いて。

ていう見守るような

心細い時にも

大丈夫だよって言ってくれているような。

私が一番不安定だった時に

声をかけるのではなく

いろいろ言いたかったことを飲み込んで

ぽんって肩をたたいてくれたり

ぎゅぅ‪。。ってハグして

一緒に泣いてくれたり

言葉ってすごく大きな力があるものだからこそ

感情とか思いを

口にするのが難しいこともたしか。

言わなければないのと同じ

と前まで思ってここまできたけど

本当に本当に好きなものとか好きな人とか

大切にしたいなにかを

応援したりちゃんと見ていたいと思うほど

理屈とか考えとか言葉とか

頭でっかちになりがちなものが邪魔になる。

言葉にならない思い

ってたくさんあるから。

言葉にならないという気持ちも

うまく言えない

感情を表せられない

言ってしまったら自分が壊れてしまいそう

こういうことってあるなあ。

言いくるめるのでも自分の理論を通すのでもなく

とにかくそばにいる

言いたくなるまでとにかくじっと。

そうやって変わらないものを感じ続けたら

心は動く時がくるのかも。

動く可能性が初めは極めて少なくても。


誰かを見守るって私にはこういうこと。

誰かを応援するのも私にはこういうこと。

心細いと思わせない大きな気持ちで

ふんわり隣で笑っていること。

その人のペースを邪魔したくないから

ふんわりってところが大切。

自分を頼ってきた時に全力の熱い気持ちを

大きく温かい気持ちに変えて

お迎えする。

そういう感覚。

だからこそ自分の元から去るものは

追わない。

去りたい理由がどこかにあるし

言葉にはできなくて言えなかったかもしれない。

心が言えない

言葉にするのも苦しい

と思っていることを

言ってほしいなんて言えないから。

そばにいた自分は言える相手ではないか

なにか思いがあったはず。

だからこそ

お迎えする時は自然と

でもとても大きく温かく

みんな余裕なんてなくて

一番見失うのは

時間と感情が

上手くコントロールできないときに

好きな気持ちと熱い思いが

真っ先に壊れる。

好きを見失わないように

心細いかもしれない好きを

受け取ってもらえるように

〝自分のご機嫌は自分でとろう〟

みやぞんが言ってたもん。

人にご機嫌をとってもらおうとしないで?って


私に怒りの感情とかいらいらする感情

なんでわかってもらえないのか落胆する感情

ってほとんどない。

人って自分のこともままならないのに

思う通りに動いてくれることなんて

言って欲しいことを言ってくれるなんて

ほぼないんだから

〝できると思ってない〟ことを

してくれた時のありがとうを大切に。

正確には言えなかったのかもしれないけど

何も言わずただそばにいてくれること

タイミングを図らず見ていてくれること

そういう人を大好きでいたいから

何も言えない時は

ぎゅぅってしよう。

相手によりぎゅぅってできないこともあるから

気持ちはいつもみんなにハグで。

好きの表し方も形もひとつじゃないから

自分の最大限できる

無理のないのびのびした好きを大切に。



今日から連休明けて仕事再開

たくさんの笑顔が見られるように

私が笑顔でふんわり隣にいよう



2020.10.22

みなみ


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