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ぼんやりと思ったこと

この前の新曲ですが、沢山聴いていただき、また拡散もしていただき本当にありがとうございます。お陰様で私が届いて欲しい人に届いたようで、もうそれだけで満足です。曲を書いている時は無心でしたが、サウンドチェックの際に「この人に聴いて欲しいな…」と思うことがあり、そういう誰か特定の人に聴いて欲しいという気持ちが自分の中にもあったんだなと再認識する、いい機会になりました(というか、ようやく一歩前進したと言うべきか…)。

自分は宣伝下手だなぁと思いながらも、少しずつ届いている人が増えてきていることに嬉しさもあり、もっと上手く伝えられるように自身の中にあるものをよりクリアにしていくという新たな課題も見つかり…何となく生きているだけでも学びや発見が多いものです。

何に向けて創作しているのかと問われたら、自己表現なのか、な?…というまだふわっとした感じで。自身が完成品に納得することはこの先あるのかわかりませんが、それでもその時に出来る一番いいものを残せるよう作曲を続けていけたらいいなと思っています。


余談。
元々機械耐性が無く、PCのDAWとその身の周りを一式揃えた上で挫折した学生の頃。そこからほぼDTMという手段で作曲することを諦めていたのですが、現在愛用しているMedlyというアプリに出会ってからは、肌に合ったのか創作意欲が削がれることなく続けられています。

空間的な広がりという部分ではPCには劣るかもしれませんが、何を自身の強みにしたいのか、どういう表現を自分は求めているのかと考えを改めてからは、PCのDAWを使わねばならんという固定観念から逃れ、少し肩の荷が降りました。そして、使い続けているとまだいけそう、これはどうだ?と最近では創作意欲とともに使い勝手のいいアプリの可能性に新たな発見を見出したりと、これはこれで面白いなと感じています。使いこなすという言葉を使うのは、まだまだ先になりそうです。

挫折しないための提案として、

・その音源が何故必要なのか
・表現したいものが叶うかどうか
・世間一般の標準ではなく自分はどうしたいか

初っ端からこの辺りを考えつつ創作に取り掛かるのは荷が重いですが、しっくりこない時などに思い返してみると、また何か見つけられるかもしれません。
ちなみに、愛用しているアプリのメリットを感じた点を以下に。

・iPadを開く→アプリ起動までの立ち上がりの速さ
・フリーズや落ちることがほぼない
・移調楽器(ホルン、クラリネット、サックス等)が打ち込んだ音のまま鳴る(これ結構でかい)
・キーボードがなくても即座に打てる、反応もいい
・オート保存(地味に助かる)

いかんせん腰が重く、ふかす時間が長いわりに、一度かかればフルアクセルで完成まで持っていく時もあるので、私のようなムラがあるタイプは手っ取り早くインプット、アウトプットをできるものの方が取りこぼしが少なくていいのかもしれません。と、風呂場で思いついた曲をそのまま忘れ去る私がこんなこと言うのも全然説得力ないんですけどね(ボーっと生きてんじゃねーよ!)。

今年も残すところ数日。
悔いのないよう、今できることを。


tohma


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