40代ってそういうこと?
◆友人の訃報
同い年の、10年来の友人の訃報。
誰にも言わず、数年前から乳がんだったとのこと。3ヵ月ほど前にも会ったけれど、ぜんぜん気づかなかった。
標準治療を選ばず、自然療法を勉強しながら実践して、最期まで弱音を吐かずに頑張っていたみたい。
私は、自然療法の類はトンデモ科学だと思っていて(アーユルヴェーダはエステだと思ってる)。
ひとりひとりの信念の話なので、否定するべきではないのは承知だけど、正直、彼女がなぜ標準治療を選ばなかったのかと思うと、もんもんとしてしまう。
何年も前に見つかっていたならきっと、治療はできたはず。
最期はいわゆる花咲乳がんになっていて、血が止まらず、骨や肺にもびっしり転移していたと聞いた。
何故、そんなになるまで...。
おだやかな性格で、細かな気遣いをしてくれる、とても素敵な女性だった。子供もまだ小さいし、若くして亡くなるのは惜しすぎる。
とても悔しいけど、今は「闘病お疲れさま」とねぎらうことしかできない。
海外や国内、一緒に色んなところに行ったなあ。カメラロールにいっぱい笑顔を見つけた。またいつか会えたらいいな。
◆別の友人からの報告
同い年の、別の女友達から連絡。
婦人科検診の結果、子宮頸がんが見つかったので手術するとのこと。
がんの先輩(?)として、色々フォローしてあげられたらと思ってる。
私の乳がんがきっかけで、乳腺と婦人科の検診を受けに行って見つかったというから、少しでも役に立てたならよかったな。
しかし、40代ってそういう年代なのか、周囲にがんの話が本当に多い。
早めに見つけて標準治療が基本だと思うから、フリーランスだったり主婦だったりで人間ドックにいく習慣がない友人たちも啓蒙してまわりたいくらい。
だって、まだまだ人生これからじゃない?
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