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シングル向けの物件も価値が上がる? 同じ業界から他社を見る_2024年10月期 2Q 決算 GAテクノロジーズ 2024.6.13 

先日不動産テック企業のGAテクノロジーズの半期決算が発表されました。

好調です。期初計画を上方修正しています。RENOSY事業での上方修正が主な要因です。

そもそも同社の収益構造は、
 ①RENOSY →区分マンション等の仲介業
 ②ITANDI   →賃貸・管理業向けの反響、内見、契約周りのサービス
で、
 先ほどの計画で見ると
       売上    利益               利益率
 ①RENOSY 1,718億   88.0億     5.12%
 ②ITANDI  41.7億              8.9億     21.3%
 という構造になります。


RENOSYの成約状況も決算資料に載っています。
年齢は40歳未満が半分、年数は700万~800万ぐらいが中心帯
物件単価は2000万台です。

ま、どう見ても区分のワンルームで損益通算をネタに販売をしているように見えます。


ワンルームマンションはリーマンショック前大量に供給されました。リーマン後もそれなりです。
総投資額の関係からサラリーマンが買って貸すことのできるワンルームは非常に流行りました。

供給が多くなれば賃料も価格も下がります。

あまりいいデータがなくて、2022年のマンション賃料の指数です。シングルは低迷しています。


ところが最近は23区での上昇が確認されています。


ワンルーム規制の影響もあると思いますが上昇傾向です。
個人的にはファミリーしか上がらないと思っていたので、ちょっとした発見でした。

話を戻しますが、GAテクノロジーズが今後の伸びしろをどこで作っていくのか


まさにこれからなんだと思います。
仲介中心だと利益率は伸びしろはそう大きくないです。古参の仲介会社のシェアを奪うというやり方はあると思いますが。。
次に利益率の高いビジネスをどう見つけるかが今後の課題なんだと思います。


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