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今年もお世話になりました

なんだか書きたいことはいくつかあるんだよなあと思いつつ、サボっているうちに大晦日になってしまった。
このところ毎回こんな書き出しになっている気がしますが。来年こそはもう少し何か書きたいところ。

今年は久しぶりに富士吉田を訪れたり、ライブ遠征込みで行ったことのない土地を旅したり、少しずつまた動けるようになってきた気がする。
自分が元いた関東に戻ってきたこともあって、しばらく会えていなかった人との再会も増えた。
お互いに元気で会って、同じ時間を過ごせるというのはやっぱりうれしいことだと思う。

2020年の年明け以来だった富士吉田は、相変わらず凛として澄んだ空気。
自分にとって、帰ってきたような懐かしさを覚える街になっているんだなと改めて気づく。
一方で、以前行った喫茶店が閉店してしまっていたりして時間の経過を感じた。次はそんなに間を開けずに行けると良いな、と思う。

ちなみに神社でおみくじをひいてみたら大吉だった。来年も見守っていてください、と富士山に呼び掛けてみる。

引っ越して環境は変わったものの、好きなミュージシャンのライブに行ける機会は去年よりもさらに増えて、徐々にかつての日常が戻りつつあるのが嬉しい。

配信ライブもそれはそれで十分楽しいとは言いながら、その場で観ること、直に音を浴びることと、画面越しに観ることとの違いは、やっぱりまだまだ大きかった。

私の好きなミュージシャンはライブのたび、リリースのたびに最高を更新してくれる人たちばかりなので、なるべく彼らの最高の瞬間を直に体験していたいとどうしても思ってしまう。

この先自分の生活がまた変わることもあるかもしれないとは思いつつ、来年もその先も、それが叶ううちはできるだけ追いかけ続けていたい。

今年読んだ本や新しく好きになった作品、印象的なライブも沢山あったのだけれど、ここで何も書かないままになってしまった。いくつか思い出しながら挙げてみる。

森見登美彦さんの小説『四畳半タイムマシンブルース』が映画化された時は喜び勇んで観に行って、明石さんがステキで改めて惚れ込んだり、アジカンの主題歌が今回も作品とぴったりで嬉しくなったりしていた。

映画の話では『犬王』も外せない。映像、音楽に圧倒され、脚本の妙に唸らされた。

夏にリリースされたくるりの新曲がどれも良くて、ああ私はこういうノスタルジーに弱いなと思いながら繰り返し聴いた。

チャラン・ポ・ランタンの大道芸を観て、幸せな空間を作り出せる人たちに心から拍手(と投げ銭)を贈ったりもした。

People In The Boxのワンマンを観て、鳴らされる音に没入する感覚を久しぶりに味わった。

フジファブリックのライブでは、結局この人たちの音楽がどうしても好きだなということを身に染みて感じた。年末のライブで披露されていた新曲、すごく面白くて一瞬で虜になってしまったのでリリースが待ち遠しいです。

結局ライブの話ばかりになってしまっている。読書記録はまた年明けに改めて書くことにしよう。というよりも、もっとこまめに日々思ったことを書き留められると良いのだけれど。努力します。

この先どうなっていくかわからない世の中だけれども、2023年、なるべく皆さんにとって良いことの多い年になることを願いつつ。

今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。

書くことを続けるために使わせていただきます。