『ムーブ・トゥ・ヘブン』 命が終わる時、人は何を残したいと思うのか
第一話から「絶対いい話になるだろう」と予感させ、実際にいい話が展開される韓国ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン」。サブタイトルでもある「私は遺品整理士です」からも想像がつくように、亡くなった人の人生を辿る物語だ。
遺品整理士としてドラマを牽引するのはアスペルガー症候群のハン・グルとその叔父であるチョ・サング。
サングはグルの父、すなわち自身の兄であるハン・ジョンウに対し恨みを抱いていた。が、ジョンウの死をきっかけに図らずもグルの後見人となり、グルと遺品整理の仕事を請け負うことに