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13番目の月が謳う

「さぁ
新しい世界の幕は開きました。」

見上げると


もうすぐ満ちる月が
私を見ていた。

***

小さな世界で

隅から隅まで
わかっていた気になって

それが
わたしの世界の全てだと思い込んでいた。

もう、こんなもんかな。
って。

けどね、

そんな

わたしの
小さな世界を飛び出すことにしたよ。

素敵な星屑たちが散らばる 
世界を見つけた。

好きなことを

思い思いに
紡ぎ


創造し続けることって

熱の原点。

エネルギーの塊。

誰に届いても
届かなくても

そんなのは関係なくて。

ただ
光り続ける素敵な星たち。

あの頃の憧れの世界は
こんなだったな。

がむしゃらに集めようとしなくても

周りを引き寄せる星たち。

星の光の渦に

身を任せるのも
いいかもしれないね。

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