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心を結ぶ秘宝

わたしたちは、
…弱さを持っている人ほど
「似ているだれか」を探しているのかもしれない。

今までも、弱さについては、
私がその塊だからか、
考えたり、noteにも書いてきた。

つい先日、
“人を結ぶのは、弱さの部分だ”
という話を聴き、
そうか、やはりそうなんだなぁ、と。

弱さをどう説明するかは難しいけれど、
本人がまわりには理解されがたい、受け入れてもらいにくいと感じていて、
本人にとっては隠したくなる部分、
とここではしておく。

もちろん、オープンにしている人もいらっしゃる。
それをするかしないは、本人が決めればよいと私は思う。

いずれにしても、
その人の今置かれている社会生活では、不利に働くことが多い部分、
かな。
さみしさにつながりやすい部分だと、感じている。


わたしたちが探している
「似ているだれか」は、
きっと、強い人、ではない。
弱さを知っている人、
弱さを持っている人。

自分と相手の、弱さの種類が近いほど、
変な言い方だが、嬉しい気がする。
“この気持ちが分かるんだ”
と親しみが増す。

理解してもらえたり、
理解しようとしてもらえることも嬉しい。

隠さなくてよい状態に、安心と喜びをおぼえる。


もしかしたら、
弱さをさらけ出せる間柄ほど、強くつながれるのかもしれない。


弱さをみせることは、とてつもない勇気がいる。
相手が困ってしまうことの方が多い。
だから、普段の生活では
わざわざみせないし、むしろ隠そうとする。

少なくとも、私はそうかな。


知られたくないこと、は
誰もがあると思うんだ。

知りたくないこと、
どうしても受け入れがたいものもある。

  
そうしたことを超えて、
自分の弱さをみせたときに
受け入れてもらえたり、
うっかりみせてしまったときに
そのまま抱きしめてもらえたりしたとき、
その貴重さに感動するのだと思う。


勇気を出して教えてくれたことに、
感謝とともに、尊敬の念を抱くのだと思う。
自分が打ち明けるに値する人間だと認められたことに、
感激するのだと思う。


誰かを助けたり、力になったりできることは、嬉しい。
プラスの方向に、自然と心が動く。

だから、
助けてもらって「ありがとう」を伝えること。
これも、大きな人助け。

ありがとう を言われると、
「よかった〜っ」て思うもの。


強いだけの人はいない。
だからね、
強がらなくていいんだよ。

2024.7.17

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