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陽の光

何でこんなに毎日が怖いのだろう。
何でこんなに毎日が苦しいのだろう。

陽だまりを温かいと喜び、
日なたを気持ちよいと感じ、
お日さまのもとで草木を見たい。

自然を心から愛する少女は、
14歳のとき、太陽が怖くなった。

理解されず、否定されて、隠し続けて。
恥ずかしい事だと、引け目を感じる。それを当然とする社会の中で。


小さな草花を見つけ、
木の実を拾い、
鳥の声を聴き、
苔にそっと触れる。

そんなさりげない日常は、すぐそばにあるようで、はるか遠くにある。

2023.4.22
Earth Dayに願う

この季節の青々としたもみじも、とても好きだ
妹が同じアングルで撮影し、送ってくれた


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