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スタッフ自己紹介③宮坂編~挫折を経験し、ノルウェーで性教育に出会った教育大生が”秘密基地”にいる理由#08

皆さん、こんにちは。
子どもサポーター部会、スタッフの宮坂です。秘密基地では、「まいか」と呼んでもらってます。

スタッフの自己紹介や、秘密基地に寄せる想いなどを紹介する企画の第3弾。今回は、私宮坂の自己紹介と参加した背景、いま考えていることをお伝えします。

北海道東川町出身・在住。北海道教育大学旭川校に通う大学生です(現在休学中)。
小さい頃に夢みた人も多いであろう「学校の先生」という仕事をその後も一途に追い続け、順調に今の大学に入学しました。
その後、入学前には予想していなかった様々な現実にぶち当たり、しばらく大学を不登校に…。(笑)

諸々あって何とか持ち直し、教育実習とノルウェー留学(ノルウェーでのお話しはまた今度。)を終えた私はそれまで抱えていた今の学校教育のシステムや教員の働き方への疑問を大きくし、教員にはならずにこの社会を、教育をより良くできないかと考え始めました。

現在はその手段として、人権とジェンダー平等をベースにした、人間関係などの幅広い分野を扱う性教育の普及・啓発活動をしています。

「みんなの秘密基地」には、代表の望月さんと性教育の活動で知り合い、それをきっかけに参加させてもらいました。

私は現在は性教育の分野にいて、一見”子どもの居場所”とはあまり関係ないように見えるかもしれません。

しかし、私の中では、やっていることは一貫しているつもりです。
「すべての人が、自らの尊厳を傷つけ・奪われることなく、その人”らしく”幸せに生きていけるように」

未来の社会をつくる、未来の”大人”である今の子どもたちに特に重点を置いたときに、手段として必要だと思うことを自分の手の届く範囲でやっている。
それが人権ベースの包括的な内容を含む性教育であり、「ありのまま」を尊重する子どもたちの居場所のスタッフである、というだけです。

今の社会、特に学校では「みんなと同じ」ことが必要以上に求められ、個性も主張もかき消されることが多いように感じます。
大人の勝手な都合で制限される子どもたちの可能性削られる自尊心

それらに立ち向かう大人でありたいと、”元子ども”として強く思います。


全ての子どもが、自他の”らしさ”を認め、自分にも他者にも寛容に生きていける社会にしたい。

道のりは、その先が見えないほど果てしなく長いものですが、大海に小石を投げ続けます。
微力だけど、無力ではないと信じて。


文責:宮坂


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