禊ユニクロ

なかなかnoteの仕組みが身体に合わなくなってきていて、「スキ」機能を選択性にしてほしいと思う。SNS的「いいね！」観が、どうしても私には合わなくて、私はインスタができない。
（つまり、小心者の私は、ついつい反応ばかり気にしてしまうということです）

この半年くらいで、いわゆる「メリトクラシー」や競争原理、システム化への批判についてあれこれ書いてきたのだけれど、ぜんぜん実践できていない私もいる。

締め切りが近づいてくると、ついつい自己啓発的な記事を読んだりしてちょっと頑張ってみたりとか、「ライン川素晴らしくて過度な技術化はクソ」とか言ってる一方で、実はキャッシュレス推進派だったりする。（いや、推進はというか、悪いと思いつつ使ってしまう派、である。）そもそもスーパーに長くいるのがあんまり好きでないから、無人レジも積極的に使ったりしている。
東アジアのどこかの工場で働かされている少数民族の人たちに申し訳ないと思いつつも、洋服は相も変わらずユニクロの服ばかり着ている。安くて質もいいし、そもそも高い服を変えるだけのお金がないからだ。したたかと言えば、したたかである。いつか私は、ユニクロへの禊を済ませなければならないときが来るだろう。

なにごともバランス、ということでもあるのだろう。今更山奥に住んで、自給自足の生活をすることなんて、無理なのだし。（そういう意味で、私たちは元に戻れないところまで来ている）
最終的には、自分（もしくは下の世代）の首を絞めることになるのは、よく分かっているのだけれど、スタバでMacbookを開きながらこのnoteを書いている私である。

生活に根ざしたシンプルな言語で語るための練習に、5月はまめに更新していきたい。