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schoolTakt活用術⑤白紙をデザインできる子に

課題を作る際、悩むのが「どんな様式にしょうか」問題。

問いを書いて…回答欄を設けて…ここは選択式にした方がいいな…挿絵もあった方がかわいいな…

そんなこんなで気付けば30分。

テンプレートも、有効に使えるものがたくさんある一方。

もっといいやつあるかな、この辺ちょっと変えたいな、子どもの実態にあってないかも…と、時間がかかってしまうことがありますよね。

私は、基本白紙のまま送ります。

時間短縮もありますが、一番のねらいは「白紙を自分でデザインできる子に育って欲しい」と願っているからです。

実はこの問題、ICT以前から議論されていることでもあるんです。

ワークシートを準備するか、ノートに書かせるか。

ワークシートは楽だけど、そればかりに慣れてしまうと、ノートをうまく使えない子が多くなります。

私は、ノートに書かせる派でした。

探究学習や、その後の人生で直面する課題にワークシートなんてありませんからね!

問いは口頭で伝えたり、黒板に書いたりしています。

また、枠がない方が子どもたちが色々と工夫を始めます。

文字の大きさ、色、囲み、イラスト…

まさに表現力ですよね。

自分が納得のいくものを表現し、他者の目を通すことでフィードバックが入り、自分の表現を内省する。

そんなサイクルが、真に子どもたちの表現力を高めます。

私の場合、テンプレートは教材研究の一環で活用しています!

「あ、こんなこともできるんだ!」という機能やアイデアに気付かされることも。

「こうでなければいけない」から、自由に解き放てるといいですね。

1つのシェアが、学校作りには大きな力となります。少しでも共感していただけるようでしたら、お力お貸しください!