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中国語検定試験の受験には順番がある

2020年は中国語の検定試験も中止や
延期が続きましたが、夏には試験も再開。

ここ数日で中検やHSKの合格結果の
報告を立て続けにいただきました。

HSK4級に高得点で合格!満点もあり!
中検準1級が簡単だった&口語も晴れて合格!
など嬉しい報告です。

お二人とも試験対策はそんなにしなかったとのこと。
二人三脚受講&通訳力養成講座受講でした。

受講生さんに常々お伝えしている
ことは…
『資格試験は高得点で受かろう』
です。
実現しました!!

検定試験の目標が、
「受かること」と、
「高得点で受かること」とでは、
学習に向かう態度、心意気、意欲
そして理解度も違ってきますね。

高得点を目指していたら、
合格できちゃいますね。

中国語検定とHSKは
試験内容や形式も全く違います。

HSK(漢語水平考試)は、
中国政府公認の中国語試験で
世界各国共通です。

最近は、中国と提携している大学がHSK受験を
推し進めており学生中心に受験されています。

私は中国語講師として
中検対策やHSK対策を
やっていたこともありますが、
日本人が中国語を学ぶには、
その順序があり、
そして効果的な検定試験の
受験方法もあるのです。

もしも検定試験を受けるならば、
おすすめの順番は…

まずは中検で4級を目指し、
そして中検3級を高得点で
受かること。

日本人ならばHSKの1~3級までは
受ける必要はないかな~と思います。

中検は日本人向けの試験なので
中検4級~3級までの問題は
中国語の基礎作りができ、
文法の骨格ができるのです。

そして中検3級が受かったら、
HSK4級やHSK5級を
受けたりすれば良いです。
HSK4級、5級はスピード勝負
瞬発力、判断力がつきます。
筋肉をつけていくような
ものです。

受講料も高いのでHSK4級と5級の
ダブル受験なんてしないように。

HSK試験は問題集や試験対策を
こなせばこなすほど、
受かる(点数が上がる)試験。
試験対策は受験の2~3か月前から
集中してスタートしていくと
いいですね。

短期集中して学習するので
その努力は血となり肉となっています。

中国語の学習として注意して
いただきたいのは、
1年中、試験のための勉強はしないように
しましょう。

検定試験は目標を明確に短期集中で。
そうしないと自分の勉強がつまらないものに
なってしまいます。

資格試験は
・履歴書に書くため
・ご自分の中国語の現在地を知る
ための受験にしましょう。

うまく検定試験を取り入れて
実力アップしていきたいですね。

合格したら中国語でどうなっていますか?
検定試験のその先の景色も描いていこう。

重要なのは資格よりも実力。
資格をとったら真の実力を磨いていこう!

そうそう…もしも
日々の学習方法がわからないと
いう方は、通訳力講座をのぞきに
いらしてください。

中国語会話力より通訳力
「中国語通訳力養成講座」が
9月よりスタート。
空席が1名でましたので
「初級金曜日クラス1名」
募集いたします。
中検3級前後レベルです。
https://hscomun.wixsite.com/website-3


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