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テレビのスポンサーという存在について

テレビ番組には莫大な規模の制作費がかかる
スタジオトークだけの番組で2000万かかってるという記事を見たこともある
それだけの資金を用意するにはお金を持っている企業からお金を借りないといけない
そしてその資金分をCMを流し広告料金と引き換えということになる
たくさんの人がその番組を見ればその広告がより見られていると認識されて更なる資金をいただける
とてもありがたい存在ではあるが
しかしタレントはこのスポンサーという存在に大変気を使わないといけない
スポンサーに失礼な行動を少ししただけで活動が危うくなるタレントもいる
かつて人気番組笑点である落語家が市販の薬は効かないと発言してしまい
市販薬の会社のスポンサーがそれを聞き大激怒
番組から降板してしまったこともある
それくらいスポンサーへの気遣いが必要になる
そして現代、テレビが視聴者のクレームを気にするようになったのもスポンサーへの気遣いが原因で
かつてはテレビ番組はスポンサーは一社の提供だった
サザエさんの昔の映像を見ると「この番組は東芝の提供でお送りします」
と出てくるが
近頃のテレビは不況により一社スポンサーではやっていけなくなった
つまりそれがどうゆうことかというと、気を使わなくてはいけない会社がたくさん増えてしまったのだ
なのでこのタレントが見たくない、この表現は嫌いだからこの番組は見たくないとクレームが入れば広告を見てもらえなくなる=企業の売れ行きが下がる従ってクレーム処理で速やかにその意見を聞かざるを得ないことになってしまっている
現代にも面白い番組はあるし
企業の協力があってこそのテレビもたくさんあります
それに全ての企業がクレームでタレントや番組を排除するわけでもありません
去年、旧ジャニーズ騒動でさまざまな企業がCM契約を打ち切った中で
会社とタレントは別と引き続き起用していた場所もあり
僕は旧ジャニーズのよくない話もたくさん聞いていたりしてた中、一部の会社がそうやって引き続き関係を保ってくれたりするのを見て
あの事務所のタレントたちはやっぱり一芸や人に認められる能力だったり人間の良さがある一流の人たちの集まりなんだなって思いました。
松本さんの一件でも高須院長が松本さんのためにわざわざスポンサーに名乗りを上げてくださったり今も松本さんを復帰させるために様々な活動をしてくださりファンとして嬉しく思っています。
しかし、タレントに何かがあると一時的にという会社もあるでしょうが(くら寿司さんなど)
契約解除してしまったりスポンサーを降板する会社の方が多数です
イメージが大事なのはわかりますが、僕が思うところは
ここ数年で様々な大手企業にはトラブルや事件がありました
異物混入、会社内のハラスメント、迷惑客や店員の荒らし動画など
そういった中で企業自体に悪いイメージはついてしまうのかもしれません
中にはこの店には2度と行かないと思ってしまう人もいるのでしょうが
でも異物混入騒動があった後も、スーパーではペヤングがよく売れる
サイゼリアもマクドナルドも多混みしている
迷惑動画拡散が多くてもチェーン店(寿司屋・牛丼屋・カレー屋・ラーメン屋・ピザ屋)やコンビニはなんだかんだフラッと行きたくなる
僕も某飲料会社でバイトした時にパワハラに合いその仕事を辞めそれからその会社の飲み物は飲まないと一時期思ってましたが、やっぱり飲み物はうまい(商品に非はないから)
結局いいお店やいい商品はみんな行きたくなる、使いたくなるし(騒動後の企業努力もあるのでしょうが)
そして我々も生きてる以上全くそういったお店の世話にならないで通るわけにはいかない事もあるのです

ただ、やっぱり他の企業の方々も高須院長や僕みたいな考えを持っていても渋々スポンサーや契約をおりてしまう所もあるかと思います
高須クリニックのように義理を通そうとする会社も今後アンチからのコメントが相次いでしまうと負担になってしまうんじゃないかと思うと胸が痛くなる事もあります
今後のテレビの対策として企業以外の場所からの資金融資
または融資がなくても作れる企画を制作するなどの試みをしていくという方法で番組を作り上げていけないのかなとファンながら考えております



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