世界三大カードゲームの1つ・2人専用トランプゲーム”ジン・ラミー”
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
何だかんだでnoteを始めて2週間経ちましたが全く文章力が上がらない正当派のベンチウォーマーこと、ぐんまです。
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さて、今日は知らない人、遊んだことのない人には絶対にプレイしてほしい世界三大カードゲームの1つ。2人専用トランプゲーム”ジン・ラミー”を紹介したいと思います。
ちなみに、世界三大カードゲームというのは以下の3つです。
・ポーカー
・コントラクトブリッジ
・ジン・ラミー
世界三大カードゲームに入っている時点で、面白さは保証付きなので、是非プレイして楽しんで頂ければと思います。
今回は画像をつけながら専門用語を最小限に抑えて紹介していきたいと思います。
(※今回も長いです。すいません。お付き合いください)
では、参ります。
・用意するもの
通常のトランプ ジョーカー2枚は使用しませんのでそれを除いた52枚
・勝利条件
相手よりも先に自分の累計得点が100点以上になること
準備
じゃんけんで負けた方が52枚のトランプを切り、お互いに10枚ずつ配ります。
残りのカードは山札として2人の中央に置いておきます。
準備はこれで終わりです。
プレイの前に大前提のルールを説明します。
(以下Aのプレイヤー(自分)Bのプレイヤー(相手)と想定して説明します)
このゲームはこの手札10枚を捨てて引いてを毎ターン順番に繰り返し、Bよりも早く手札の点数を10点以下にすることが上がる条件になります。
説明します。
先ほど10枚配られたAの手札がこちらです。
点数の計算の仕方は以下の通りです。
A=1点
2~9=数字通りの点数
J・Q・K=10点
なので、単純にこの手札の点数を計算すると、
左から10+10+10+7+8+10+1+2+2+4で64点になります。
でもこれは、あくまで単純計算の時です。
ジン・ラミーは先ほども言ったようにBよりも先に手札を10点以下にするゲームです。
以下の2つの条件があり、どちらかの条件を満たした場合は、条件に満たしたカードのみ手札の計算から除外出来ます。
(※計算を除外出来るだけで手札からの除外はしません。ゲームが終わる最後まで手札は10枚のままです)
計算除外条件
①同じ数字のカードが手札に3枚以上ある時(例 ♡5♢5♠5)
②同じマークで連なる数字カードが3枚以上ある時(例 ♡10♡J♡Q)
(※どちらかの1つの条件を満たしていればOKです)
それを踏まえて先ほどの手札をみて行きましょう。
ということで、上の10のカード3枚は①の条件を満たしているので計算から除外です。
なので、Aの手札の点数は7+8+10+1+2+2+4ということで34点です。
これを捨てて引いてを繰り返し手札を組み替え10点以下にするのが目的です。
(※麻雀を知っている方はイメージしやすいかと思います)
お分かり頂けたでしょうか?
では、プレイをしていきます。
まず山札の一番上のカードをオープンして山札の横に置きます。
(※この場を捨て札の山と言います)
そして、この♡6を欲しいか欲しくないかの宣言をします。
この時の宣言の順番は、最初のカードを配らなかった人・配った人の順番です。
(例 じゃんけんでBが負けてカードを配っていた場合 A→Bの順番)
欲しくない場合はパスを、欲しい場合は♡6を手札に入れて、他のカードを手札の中から1枚選択して捨て札の山に捨てます。
お互いパスだった場合はその場に残ります。
この後は交互に引く捨てるを繰り返し10点以下の手札になるようにプレイしていきます。
ただし、ここでジン・ラミー特有のルールがあります。
ここ重要です!
例えば、Bが先ほどの♡6を欲しいと宣言し、捨て札の山に♠Kを捨てたとしましょう。
すると、次のAのターンで場は以下のようになります。
Aのターンでまずは引くのですが、山札から引いても良いし、さっきBが捨てた♠Kを引いてもいいのです。
つまり、Bが要らないと思って捨てたカードでもAには必要かもしれない。ここを考えながら先に10点以下になるようにお互いプレイしていく。ここが醍醐味です。
さて、話を戻します。
ここでAは♠Kを引いても手札の点数が減ることが無いので山札から引きました。
そして♠10を引きました。
①の同じ数字3枚以上の条件によりこの♠10も計算から除外です。
ということで下の中から1枚選択し捨てます。
(※山札から引いた場合は引いたものを捨てても問題ありません)
♡Jを捨てて、Aの点数は7+8+1+2+2+4=24点です。
♡Jは先ほどの♠Kの上に重ねて捨て札の山に捨てます。
この時に♠Kが見えなくなるように重ねてください。
このゲーム、記憶力も大事なのです。
そして次はBのターン。
山札か捨て札の山(さっきAが捨てた)♡Jどちらかから引き、その後、手札から捨て札を選択し捨て札の山に捨てます。
これを繰り返し10点以下にしていきます。
何ターンか繰り返し、Aのターン1枚引いて以下のような手札になりました。
♡4を捨てて5点なので、10点以下という目標、達成です。
ここで♡4を捨て、上がった合図のノックをします。
ノックというのは人差し指の第二関節でテーブルをコンコンと2回叩くことを言います。
これで上がりです。
ここまでくれば、もう少しです。
めちゃくちゃ面白いゲームが出来るので、もう少しだけお付き合いください。
では、得点計算に移ります。
基本的には上がった人(A)の得点と上がれなかった人(B)の手札の点数の差分が得点として上がった人(A)に入ります。
Bの手札を見ていきましょう。
このような手札でした。
計算すると、1+3+4+9+4+5=26点です。
なので、通常に計算すると
26点(B)-5点(A)=21点がAにとなるのですが、
ここでも特有のルールが存在します。
ここ重要です。
上がれなかったBは上がれたAの計算を除外されたカードを利用することが出来ます。
詳しく説明します。
Aの上がりで②の条件に満たして計算を除外をされたカード♣6・7・8を利用すれば、Bの手札♣4・5は♣4・5・6・7・8となり②の条件を満たすことになり計算から除外することが出来ます。
(①で条件で除外出来ることがある場合も同様です)
するとBの手札の点数は1+3+4+9=17点
なので、17点(B)-5点(A)=12点でAが12点獲得です。
Bはこのルールにより9点分の失点を免れることが出来たということです。
また、特有のルールはもう1つあります。
これがジン・ラミーをめちゃくちゃ面白くしているルールなのですが、アンダーカットというルールが存在します。
説明します。
Aが9点でノックをして上がって、得点計算をした時に、Bの手札の点数がAの点数と同点またはそれ以下の場合にこのアンダーカットが適用されます。
このアンダーカットが適用された時にはAに得点は入らず、差分+25点がBに入ります。
Bが8点だった場合
9点(A)-8点(B)+25点(アンダーカット)=26点がBの得点です。
勝利条件が100点以上を先に取るゲームでのボーナス25点はかなりデカいので、このルールにより10点以下になってもすぐにノックが出来ない、いつどのタイミングでノックをするのか?という駆け引きが生まれ、非常に痺れます。
そして、最後にボーナスのルールを。
このジン・ラミーという名前にもなっているジンというルールがあります。
このジンというのは、ノックをしたプレイヤーの手札の点数が0の時のことをいいます。
つまり手札全部のカードが①・②の条件を満たしている時です。
このジンの時はBはAのカードを利用することが出来ません。
つまり、単純に手札の①・②の条件を満たしていないカード分がAの得点に入ってしまいます。
更にそれだけで無く、その差分の得点+25点(ジンボーナス)がAの得点になります。
例えばAがジン、Bの手札の点数が11点だった場合
11点(B)-0点(A)+25点(ジンボーナス)で36点がAに入るということです。
これで全ての説明は終わりです。
ジン・ラミーは、相手の手札を捨て札や相手の行動から読み取り、先に10点以下にする。そして、ノックをするタイミングでの駆け引きが非常に大事な知的・戦略・運のゲームバランスが非常に良いトランプゲームの最高傑作の1つです。
いくら魅力をここで書いてもやってみてもらうことが一番ですので、是非1度プレイして貰えればと思います!
本日も長い記事をお読み頂き、本当にありがとうございました。
良きゲーム生活を。
では、また。
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